生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

発達に凹凸ありの2児を育てながら精神科で働くあさひが、子どもの気持ちを考えながら楽しく育児をする奮闘日記

久しぶりに見たアリエルは、まさかのトリトン目線で楽しんだ

きれいな海に行きたくなりそうな映画、リトルマーメイド実写版


先日の金曜日、リトルマーメイドでしたね。

実写版のリトルマーメイドの公開記念みたいです。

 

いつもは、映画は観ないのですが、懐かしくて観てしまいました。

 

するとですね。

自分の子どものころ、若いころ、

「アリエルかわいいな~」

「プリンセス、いいな~私は〇〇(プリンセス)派!!」と言ってグッズを買ったりしたものです。

 

 

 

 

 

 

アリエルがADHDに見えてしまう

私は、ディズニーが大好きです。

たぶんすべてのディズニー映画は観ているし、ディズニーランドは、20回以上は行っています。

 

とくに、ディズニーシーにある

アリエルのショーは一番大好きなアトラクションです。

毎回、歌って踊るアリエルを観ると涙がでます(笑)

そのくらい大好きです。

 

なのに、アリエルを久しぶりに観ると、「ん??」とひっかかってしまいました。

 

①衝動的すぎる

いや、かわいいプリンセスだから許されるんだけど。

思いついたら、すぐ行動!!

セバスチャン(見張り役のカニさん)が、なだめている間にも、

衝動的にでかけてしまう。

行ってはいけないといわれていた、浅瀬に簡単に踏み込んでしまう。

冒険やロマンスには必要要素だとは思うのですが、

発達障碍児を育てる私の目線は、そのようにとらえてしまいました。

 

②忘れっぽい

大事な、自分のお披露目会、忘れて、人間の世界に近い海の浅いところまで出てきてしまっています。

「大変だわ!!」と気づきますが、時すでに遅く・・・

 

③興味に偏りあり

人間を憎めないアリエルは、大好きな人間にあこがれて

たくさんの人間の落とし物をコレクションしています。

王様で父親のトリトンには、見られないように隠していますがすごい数です。

 

④反社会性の組織と簡単に繋がってしまう

これは、衝動性があるからなのですが。

なぜ、人魚のルールが

「人間に近づいてはいけないのか」

「国王である父親が、なぜ厳しく教えるのか」

全く気にしていません(笑)

親や、人魚の世界に自分を理解してもらえないのであれば・・・

と、簡単に悪い人の中へ入ってしまいます。

 

とまぁ、私は気になってしまったポイントです(笑)

 

一方父親であるトリトン国王は・・・

 

アリエルに終始振り回されてしまいます。

 

アリエル不在のアリエルの披露会では、

「アリエル!!大変なことをしてくれたな」と言い怒り、

それでも反発するアリエルを心配して、

見守り役にセバスチャン(カニ)をつけます。

 

「なぁ、セバスチャン。私は言い過ぎたのだろうか」

 

娘を思う気持ちを吐露するトリトン国王。

 

(あぁ、私と一緒・・・)

すごく共感してしまいます。

 

人間の落とし物を集めるアリエルの秘密基地を見つけ、

人間に対して「愛しているの・・・」というアリエルに対して、

「これは、人魚のルールなのだ!ついに頭がおかしくなったのか!」

と言い、アリエルが大切にしているコレクションを破壊してしまいます。

その時でさえ、後ろを振り返り(ちょっとしたワンシーンです、見逃さないでくださいね(笑))

泣いている娘、悲しんでいる娘に思いを寄せていました。

 

 

 

また、アリエルは、自らの声を引き換えに、魔女のアースラと

契約してしまいます。これまた、無茶な内容です。

 

その契約を守れなかったアリエルの代わりに、

自分がアースラの奴隷のような存在になろうとします。

 

「あぁ、わかる。親ってそうゆうもんだよね」

と共感しました。

 

さらに、ハッピーエンドの場面で、

アリエルはニコニコ。王子様とキスしていますが

 

それを助けたのはトリトン国王(父親)です。

「娘がいなくなるのは、悲しくなるな・・・」と言いながら

アリエルに足を与えるのです!!!

 

そう、これは、トリトン王の物語と言っても過言ではないと思ってしまいました。

 

 

感想

私が思うに、これは、子育てバイブルではないかと思うほどでした(笑)

 

アリエルのように、まっすぐな気持ちをぶつけてくる子ども、(発達障碍児はとくに)

は、親の思い通りなんてなりません!

ましてや、こちらの苦労なんて、全然解ってはくれないのです。

 

困ったアリエルには、見張り役ではなく、

いつもアリエルのそばにいて、アリエルを守ろうとしてくれる

フランダーがいましたが、そうゆう存在ってとても大事だと思いました。

 

親は、時には厳しく接することが求められますが、

このフランダーのような存在となることも大切だと思うのです。

 

 

また、育てにくいと言われている発達障碍児は、

子どものころから失敗体験や、怒られる体験が多いと、

反社会性な気持ち(詐欺に加担してしまったり、簡単に犯罪に手を染めてしまうような気持ち)になりやすいと言われています。

 

アリエルが、「もう、解ってくれないならいいもん!!」て感じで、アースラと契約したときと同じ心境です。

 

親は、厳しくしなければいけない。

けど、子どもからみて

「いつも親は自分のことを思ってくれている。愛してくれている。親は自分にとって守ってくれる存在なんだ」

と認識される=信頼関係は必要です。

 

その信頼関係が、

「相談してみようかな。」

「お父さん、お母さんは悲しむかな」

と思い起こさせ、犯罪につながるリスクを低下させてくれると私は思っています。

とまぁ、こんな感じで、

リトルマーメイドから、子育てを考える・・・あさひでした(笑)

 

実写版の映像も素敵でした。

黒人であるという理由で、反感をかったアリエル役の

ハリーベイリーさん、とても可愛かったです!!

本当にアリエルいたんだ!!と思わせる予告編でした。

 

映画の値段が上がっていますが、これは、ぜひ見に行きたいと思いました(^^)