生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

発達に凹凸ありの2児を育てながら精神科で働くあさひが、子どもの気持ちを考えながら楽しく育児をする奮闘日記

【元夫と重ね合わせるように】75万もの高額課金をした長男に対しての私の生理的な反応

高額課金をした彼。

「ママに悪いとは、一度も思えなかった」

という言葉がショックで仕方ありませんでした。

 

嘘やろ。私の愛情は感じてなかった?

嘘ついて、お金使って、ゲームして、心の底から楽しかったの?

私のことを忘れるくらい楽しかったの?

疑問でしかありませんでした。

 

 

普段は、食べること大好き、楽しいこと大好きな彼です。



 

 

 

今までに私が無力感を感じた出来事

 

私の元夫は、ギャンブルによって多額の借金を作っていたことがあります。

最後に判明したときは、私が独身時代から貯めていた貯金も、

子どもの児童扶養手当も、

会社のお金も使い込んでいました。

その時の元夫も、

乳飲み子を抱える私に嘘をつき、私から、たくさんの大切なものを奪っていったものです。

その時の無力感に大変似ていました。

 

 

泥棒とは暮らせない

 

離婚するときに、元夫に伝えた言葉です。

心が休まらない。いつも疑わなければいけないことに疲れていました。

 

そして、彼(現在小学6年生ADHD)に対しても、

元夫への嫌悪感によく似た感情を持ってしまいました。

「やっぱり、ギャンブル依存症の元夫の遺伝子を受け継いでしまった」

「嘘つき、泥棒を生み、育ててしまった」

と、どこまでも彼に対して憎しみが沸き上がってきました。

 

 

虐待してしまうかも

 

自分には、この子を育てることはむりなんじゃないか。

離婚して、子どもを育ててきた。

生きていくために、看護学校に通い、正看護師になった。

看護師として一生懸命働いた。

彼の特性も、理解するよう心掛けてきた。

発達障害についての本は家にたくさんあります。たくさんの勉強をしました。

 

なのに、なぜ・・・なぜ、私ばかり、こんなに奪われないといけないのだろう。

愛情を示せない。

無視したい。

ごはんも作りたくない。

体罰によって、この気持ちを伝えたい。

 

 

そう思うようになっていました。

 

私は、泣きながら虐待通報の電話番号を調べて電話をしました

 

「もう、私、子どもを育てられません。」

「子どもに暴力をふるいそうなので、保護してあげてくれませんか」

「私より、こどもを大切にしてくれる人を、探してください。」

 

泣きながら電話をしました。そうやって助けを求めるほど、頭と心が限界に達していました。

 

しかし、児童相談所も夜間は対応しきれないのでしょう。

 

そうやって、暴力をしそうである段階で電話をしてくるだけ、マシということでしょうか。

「この夜だけでも、息子さんと部屋を分けて過ごしてください」

と言われ、後日また昼間に電話してください

とのことでした。

 

児童相談所のキャパもあるとは思いますが、私が偉そうに言える立場ではないのも承知していますが。

こんなんだから、子どもへの虐待はなくならないんだな・・・

こんな調子では、子どもの虐待死などの痛ましい事件はまだまだ起こるだろうなと思いました。

 

 

 

しかし、一度自分の気持ちを、他人にでもぶつけると

少し落ち着いた自分になっていました。

うつ伏せになって、泣いた彼とは別の部屋で寝ることにしました。

 

 

私は、11年彼を育ててきたという彼への愛情が、

すべて裏切られたような気持ちになっていました。

 

そして、携帯の管理をしていなかった自分のミスよりも、

彼を責めることしかできない日が何日か続きました。

 

その時の彼は、毎日暗い顔をしていました。

 

ごめんなさい。ごめんなさい。

何度もいわれていたと思います。

 

 

でも、どうしても彼と向き合う気持ちにはなれなかった。

妹の方だけに話しかけ、妹の方と一緒に寝る。

 

わざと彼を傷つけるような態度をしていたと思います。

 

 

 

まとめ

 

私は、親として彼に対してしてはいけない態度で、

してはいけない事を思い

一緒に暮らしました。

私にとっては子どもはすべてであり、頑張る原動力であるにも関わらず。

どうしても、彼と向け合うことができなかったのです。

 

でも、今でもあの時は仕方なかったと思っています。

親である前に、私も人間です。

とんでもなく、悲しかったのです。

 

この時の私の行動としてよかったことは、

専門家(児童相談所

区役所の家庭児童相談員

(どちらも、子育ての専門家)

に相談をしたこと

 

だと思っています。

児相は対応をしてくれたわけではなかったですが、話は聞いてくれました。

「うんうん。わかるよ。お母さん、大変やったんやね」と言ってもらえただけで、

大泣きでき、気持を吐き出し、落ち着きを取り戻せたように思います。

本当に困ったら、児相に「無理です!助けてください」と伝えてください。

まずは、困っていること、気持ちを吐き出す場をつくることが大切だと思います。

 

子育ては大変です。

一人ではできません。

助けを求めましょう。動いてくれるまで。