生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

発達に凹凸ありの2児を育てながら精神科で働くあさひが、子どもの気持ちを考えながら楽しく育児をする奮闘日記

【神経発達症】兄妹の問題

こんにちは。

いつもあさひのブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

私は、普段、発達に凹凸がある子を2人育てながら、精神科病棟で働く

看護師です。

 

自ら悩んだり、苦戦したことから学んだことを

ここで共有することで、皆さんの幸せのヒントになれば嬉しいなと思っています。

家の中で兄妹の生き残りの戦いがあるのかも



 

さて、今日は、

 

兄妹のキャラや気を付けていること

 

について書きます。

目次

 

 

 

 

我が家の兄妹の様子

長男は、小学6年生です。思春期真っ盛りです。

 

本当に手がかかる子でして、私は何度もこの子の

 

ことで何度も、区役所に泣きながら電話をしました(笑)

 

それが今は、やや落ち着きを見せてきて、ようやく

 

穏やかに過ごせるようになってきたと思っています。

 

娘は、小学3年生です。

まぁ、穏やかな子でして。自分で言うのも親ばかかもしれませんが、

本当にやさしいこです。

 

ただ、こちらも、頑固なところがあり、

 

運動会では、断固としてダンスをしなかったり、

 

感情が溢れて、すぐ泣いてしまうところがあります。

 

ですが、友達関係でトラブルを起こしたことはなく、

 

兄にも何かと譲ってくれたり、本当にやさしくて助かっています。

 

ですが、そういう聞き分けのいい子は、聞き分けの良い子を

 

演じて、その子のキャラとして作ってしまっている場合があるそうです。

 

 

生き残るためのキャラ作り

 

うちの場合ですと、

 

兄がやんちゃで、聞き分けが悪く問題を起こすことを、

妹は間近で見ているのです。

 

 

妹は、本当は、わがままも言いたいし、泣いて親を困らせるような

 

行動をしたい。

 

でも、兄と同じキャラでは、うちの家では生き残っていけないわけです。

 

これ以上の負担は、親の私が許容できないであろうと感じる場面はたくさん

 

見てきた妹です。

 

そこで、兄とは違う、良い子になることで

 

自分の生きる道を作る・・・

 

親が困ることはしない。親が喜ぶことをするという

 

キャラを選ぶことで

 

親である私は、かなり助かり、それに対して妹に愛情を感じ、

 

妹の方に目が向くのです。

 

そうやって、知らず知らずのうちに

 

子どもは親の求めているキャラになろうとして

 

がんばることがあるそうです。

 

 

気を付けていること

私は、妹に我慢をさせすぎないようにしています。

 

泣いてもいいし、上手にできなくてもいい。

 

ましてや、親のいうことを全部きかなくても良い。

 

自分の〇〇やりたい。

 

〇〇いやだ!という気持ちを聞くようにしています。

 

無理しなくても、十分愛されるべき存在であることを

私が思っていると伝えるようにしています。

 

何が正解かわかりませんが、

 

愛情をたくさんあげて、元気に育ってほしいと願うばかりです。

 

 

 

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

 

きもいと言わなくなった長男

こんにちは。

いつもあさひのブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

私は、普段、発達に凹凸がある子を2人育てながら、精神科病棟で働く

看護師です。

 

自ら悩んだり、苦戦したことから学んだことを

ここで共有することで、皆さんの幸せのヒントになれば嬉しいなと思っています。

 

 

さて、今日は

キモイという言葉を言わなくなってきた長男

について書きます。

目次

 

 

 

 

汚い言葉を平気で使う長男

さて、今日は、うちの息子が、オンラインゲームなどで

 

「キモイ!!キモッ。きっしょ!!」とよく言っていたことが気になっていました。

 

それは、オンラインゲーム中では顕著で、その言葉を使い、オンラインでできた

友達と、盛り上がって笑っている感じです。

 

よくありませんか?子どもがオンラインゲームで、すごい言葉を使うこと・・・

 

うちは、小学3年生ころからひどかったです。

 

 

相手の気持ちを理解できる発達には、差がある

赤ちゃんのときに、寝返りをするとか、

 

単語を話せるようになるとか、

 

歩けるようになるとか、

 

少しずつ成長に差があったように、

 

相手の気持ちを理解したり、その場の状況を考えたりする

 

発達には、個人差があります。

 

とくに、発達に凹凸がある子(発達障害・最近では、神経発達症という)は、

 

3歳程度他の子より遅れていると言わることもあるほど、

 

他の立場・気持ちを考えることは苦手です。

自閉症スペクトラムの人は、成長に関係なく、人の気持ちを理解できない場合もあります)

 

なので、頭ごなしに、「なんであなたはわからないの!!」など言わないよう

 

してあげてください。

 

彼ら(発達に凹凸がある子)は、本当に、わからないから、できないのです。

 

 

長男が変わってきた

そこで、以前ブログに書いた

 

中学校や高校でいじめの被害にあった人が、

 

今も幻聴で「キモイ」「キモイ」と聞こえる脳の病気になった話を

長男にしました。

↓こちらの記事です。

asahi55-kokoro.hatenablog.com

 

 

長男は、現在小学6年生です。

 

まだまだ、人生経験が少なく、言葉がきつかったりします。

 

ですが、ピタッと、ゲームで暴言を言わなくまりました。

 

そこで、「ゲームで、きしょいとか、キモイって言わなくなったね」

 

と声をかけました。

 

すると、「うん。おかあさん、言ってたやん。

 

それで、苦しんでいる人おるんやろ?」と返事をくれました。

 

汚い言葉を使うな!

 

では、全く効果がなかった長男ですが、

 

自分の放った言葉が人を傷つけることがある

 

ということを学んできたんだと思いました。

 

発展させた考察

いじめも、社会問題となって、まだまだ減りません。それどころか、

 

悪質ないじめは後を絶ちません。

 

小学生で虐めている子は、たぶんあまり罪悪感ないのかもしれません。

 

ですが、いじめは許されないことです。

 

虐められた経験のある人が、どれだけ苦しかったか、

 

どんな思いであったか、知ることも大事だと思います。

 

「そんなに人を苦しめることもあるのか」と

 

知ることが大事だと思います。

 

 

まとめ

うちの長男は、ようやく人もことも考えるまでに発達してきて、

 

きっかけとして、私の話したことを理解し、行動を変えました。

 

ある程度の成長と、タイミングがあると思いますが、

 

言葉の暴力に気を付けるような声掛けや、親の話も必要だと思いました。

 

一度話してもわからないことでも、時間を空けたら理解できることも

 

あります。

 

焦らずに、会話を重ねていきましょう。

 

 

 

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました

【断言できます】二次障害を防ぐことが大事

生きづらい人が、何に気をつけなければいけないのか。

 

目次

 

 

 

 

絶対に気を付けたい、二次障害

生きづらさとは、

生きることへの困難さであり、その困難を自分でコントロールしたり、自分で予測をして回避することが難しく、

生きていくことが辛くなってしまう、

状態であると私は思っています。

 

このブログによく出てくる彼(長男小学6年、ADHD)も生きづらさがあります。

彼は、小学1年生の時に

「学校へいかなければいけないのであれば死にたい」

と言い、

ADHDの診断をもらった後に、

トラブルに巻き込まれたり、

落ち込んだときに

「俺だって、こんな風に生まれたくなかった!!」

と大泣きしました。

 

本人にとって、ただみんなと同じことをすること、

生きることが困難な状態なのです。

 

 

 

そんな、生きづらい人と、その周りの人が、

気を付けなければいけないことは・・・

 

断言できます、二次障害です。

 

 

発達障害は治るの?

 

発達障害は、症状を目立たなくさせたり、困りごとへの対処法を考えることで

困りごとを減らすことはできます。

(例:ADHDの特徴である、忘れっぽさがある場合は、メモをとるなどの対処ができ、忘れ物を減らすことができるようになる)

 

しかし、発達障害は、一生、治ることはないと言われています。成長につれて、困っていた症状が目立たなくなっている場合もありますが、基本は治りません。

 

発達障害の人は、一生治らないと言われたらどうでしょうか。

私は発達障碍児の親ですが、

本当は治ってほしいし、しつけで治るなら直してやりたいと思ってしまいます。

療育で治るものなら、いくらでも療育に通わせたいです。

薬で治るなら、高額な金額が必要だとしても、しっかり働き、薬を買って治してやりたいです。

 

でも、治らないのです。発達障害とは、個性の一つと思えたら一番良いなと思っています。

 

まず、この治らない発達障害を、親が受け入れること

これがとても重要になります。

 

発達障害の子の幸せとは??

 

日本は世界でも、自己肯定感(自分は自分でいいんだ!!自分にはやれる!という自分への信頼感)=幸福度が低いと言われています。

先進国のなかでも、断トツだそうです。

 

こんなに食べ物に恵まれて、

住む場所に困ることもなく、

疫病にさらされることもなく、衛生的な生活ができる日本。

医療は誰でも受けられるし、

犯罪も少ない。

夜中に女性が一人で歩ける、基本は安全な国。

インドのようなカースト制度があるわけでもない日本。

 

こんなに恵まれた国の人の、幸せ度が低いのです。

 

それはなぜなのか。

 

 

 

日本人は、真面目です。

周りを優先したり、空気を読み自分の気持ちは我慢する。

我慢をすること、我慢をした先に見える何かを探し求めている・・・決して現状に満足してはいけない。

それが美徳であるという意識がまだまだ存在しているように思います。

 

それは、子どものころから知らず知らずのうちに、体験し、価値観として植え付けられているのです。

 

治らない発達障害を嘆くより

この子の個性であると受け止めてくれる大人がいたら・・・

発達障害の子の幸せに繋がると思っています。

 

子どもにとって身近な人=担任の先生ってどんな人?

 

先生の感情が大きく変動するときってどんな時ですか??

 

先生が一日に表現する、喜怒哀楽の中で、

子どもたちが一番わかりやすい先生の感情は・・・?

 

私は、先生が怒るときだと思っています。

先生って、喜ぶこと少なくないですか?(笑)

時間に追われ、業務に追われ、先生も疲れていると思います。

集団生活では、怒ることが子どもをコントロールする舵取りとなっているように思います。

 

「あの先生は、いい先生やで。怒ったら怖いけど」

上記は、よく、うちの子が言うセリフです。

なぜ、「あの先生はよく怒るで。でも、めっちゃ楽しい先生やで」

が誰一人いないんでしょうか。

先生が、楽しそうに運動会に参加している姿ってみたことありますか?

先生が、心の底から嬉しそうに勉強を教えたり、子どもと語り合っている姿って想像できますか?

「勉強って、楽しいね!!」そう言える先生はどのくらいいるでしょう?

 

 

先生も、子どもも

今を楽しむより、全体の流れや空気を優先している

と私は思っています。

そうじゃないと、教育現場として、仕事として成り立たないのが現状なのだと思います。

担任の先生って、どんなことを考えているんでしょうね・・・。

 

 

 

目立つ子が怒られる。黙っていると怒られない教室

 

 

そのような教室では、個を大切にするなんて無理です。

個よりも、全体を優先させる。

空気が読めない子は、(出る杭は)打たれるしか

ないのです。

 

実際、彼の担任になった方で、

 

「せんせーい。何人くらい休んだら、学級閉鎖になるんですか~?」と質問した子がいました。子どものころって、学級閉鎖とか、なんかうれしくなかったですか?

だめなことかもしれないけど、大雨と、洪水、暴風警報3つでないと休めないって言われたら、その3つが集まるのを待っていたことはありませんか。

子どもらしい正常な気持ちだと思うんです。

 

そんな時、彼の担任の先生は

「何人休んだからじゃないです!!!」とぴしゃり。

なんか、怒ってるし・・・なぜ?

 

教室は、シーン・・・となりました。

 

「え、おもんな!!!」と私は思ってしまいました。

 

正直、私はみていて面白くない先生だなと思ったし、なんか憧れるような大人ではないと思いました。

その先生も、幸福感が低いんだろうと想像しました。

 

 

頑張ることは当たりまえとして育てられた子、

出る杭として怒られ続けた子

どうなるんでしょうか。

 

発達障害の子は、みんなと同じようにできず困っています。

出る杭になりやすい存在です。

 

いつも怒られる、失敗する、馴染めない、頑張らないといけない状態

が続くと、エネルギーが不足して、

体調不良や、不眠、イライラ、抑うつが当たり前になります。

 

それが進行してくると、

二次障害となり、

鬱病や、パニック障害適応障害摂食障害統合失調症などの精神疾患になってしまうのです。

 

二次障害を発症したら

本人も親も大変つらい状態となりやすいです。

どうか、二次障害を予防する知識をつけてもらえたらと思います。

 

精神疾患(二次障害)を防ぐことが、発達障碍児を育てる上で、

留意しておかなければいけない項目となります。

 

治らない発達障害の特性を嘆き、

本人を責めるよりも。

もちろん、親であるあなたが悪いわけでもないのです。

 

まとめ・その子が幸せになるには?

 

どんな環境が必要なのか。

具体的なサポートは?

自信をなくしたら、

大丈夫だよ。今のあなたのままでいいんだよ。

失敗しても、できなくても、

あなたのことが大好きだよ。

と寄り添ってあげることが、

発達に凹凸のある子の心の支えとなり、

生きていく力となるのです。

 

 

世間体や、常識にとらわれないように。

壁にぶつかったときに、

その子の幸せを一番に考える

ということを忘れないでほしいと思います。

 

 

今日も最後まで読んでくださり

 

ありがとうございました。

【抑肝散】職場でイライラが募っています

こんばんは。

 

最近、ブログ更新が少なくなり、自分で勝手に落ち込んでいます(笑)

 

本来であれば、毎日子どものことや、職場で学びがあるにも関わらず

 

ブログを書く気持ちになれずでした。

 

今日は、イライラして落ち着きに欠けた私のことを書きます。

 

 

 

先日、若い男の子がいじめにより、辛い思いをしていることを書きました。

 

 

↓患者さんに対する思いなどを書きました。

 

いじめられた過去が役に立つとき - 生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

 

 

 

私はとくに担当看護師ではないのですが、

 

発達障碍児の母親でもあるし、

 

自分の子も暴力があったし、トラブルも多いし・・・で、重ねてみてしまうところが

 

あるんですよね。

 

私は、患者さんを自分の子どもと重ねて見てしまうし、

 

感情が入りすぎてしまうところがあるのですが、

 

ここでの問題は、担当が私ではないというところです。

 

私が担当であれば、私が主治医と話をしたり、

 

家族に電話をしたり、何かと動けるのです。

 

でも、新人の女の子(22歳だったかな)が担当で、

 

まじで何も動けないし、患者さんへの気持ちがなさすぎます。

 

暴れる人の行動制限は当たりまえと考えている言葉も発していて・・・

 

いや、若いし、まだ人の気持ちとか、考えられないのかもしれないけど・・・

 

あかんでしょっ。まずは、患者さんの辛さを解ろうとして

 

関わらないと・・・見えんでしょ。

 

てイライラ・・・(笑)

 

で、「ちゃんと考えてる?行動拡大とか、考えてる?」と聞きました。

 

「〇〇先輩に、相談してからにしようと思います。ごめんなさい」

 

 

・・・・は??

 

いや、謝るんは、私じゃないで。

 

あなたの遅い動きのせいで、長く拘束されてる患者さんに謝ってや。

 

とイライラ・・・。

 

もしかしたら、私のことを先輩だと思っていないのかもしれないけど・・・。

 

(被害妄想?私、傷ついたのかな)

 

若い・・・とくに今青春を謳歌しているであろう年代の患者さんが、

 

精神科に入院しなければいけない現実に、普通に悲しくなるのです。

 

そして、それを理解しようとしない看護師にもイライラ・・・(笑)

 

 

悪循環です。

 

そこで、今日は、抑肝散という、漢方薬を追加処方(私が)

してもらいました。

病棟でも飲んでいる患者さんをみます。

 

認知症によって、イライラしたり、落ち着きをなくした状態の患者さんも飲んでいます。

神経が過敏になっている人が、眠りやすくなったり、

 

筋肉のこわばりをとるような効果もあります。

 

さぁ・・・効いてくれるかな。

 

少し疲れているのかもしれないです。

 

少し続けて服用して、効果をみていこうと思います。

 

 

 


今日も、読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

 

ゲーム用品には記名を

こんばんは!

 

あさひのブログを読んでくださりありがとうございます。

 

私は、発達に凹凸のある子どもを育てる

 

精神科病棟で働く看護師です。

 

日頃気づいたことや、学んだことを書くことで

 

皆さんの幸せのヒントになればと思い書いています。

子どもと自然のある場所に遊びに行きたいけど、ついてきません



今日は、

子どものゲームにまつわるトラブル

について書きます。

 

目次

 

 

 

私がみたトラブル

 

ゲーム機のことでトラブルになることは良く聞きませんか?

 

私が関わった内容では

 

例①:友達が持っていたゲームのカセットを、そのまま隠して持っていた。

親が、「知らない?」と聞いても、「知らない」といい一緒に探していたのに、

 

夜になって、その子が紛失していた友達のゲームをしていることに、

 

その子の親が気づき、謝罪した。

 

例②:持っていないものを持って帰る

 

お友だちの家でみんなで遊んでいた。

 

名前がないプロコントローラーがあったため、最後まで家に残っていたAちゃんに、

 

「これ、Aちゃんの?」と聞くと、

 

「うん!」と言い持ち帰った。

 

しかし、他のお友だちから連絡が入り、プロコントローラーは、

 

Bちゃんのものであることが判明する。

 

Aちゃんに、確認をすると、「間違えた」と言いう。ちなみに、

 

Aちゃんは、プロコントローラーを持っておらず、

 

間違える・・・というには厳しい年齢である。

 

その後、Bちゃんに返却をした。

 

考えられること

このことから、絶対な黒ではないように思えるけど、

 

考えようによっては、わざとゲーム機を盗ったようにも思える事案です・・・。

 

ほとんどの親は、「間違えたんだね」と優しく言いますが、

 

時には、「こんなことがあった!!」と言いふらす親がいるのも確かです。

 

①の例は、私がその場にいたわけではなく、ママ友から聞いた話です。

 

言いふらされて、かわいそうだなと思っています。

 

例①も、②も、お金に余裕のある家の子なので、ほしくてやったというよりも、

 

魔が差したというのが正しいと思います。

 

 

 

子どもは罪悪感がなく失敗しただけ

 

私は、どちらの子も知っていますが、とても良い子です。

 

勉強もできるし、優しいし、親の言いつけは絶対守ります。

 

なので、根っから悪いと思っていません。

 

ですが、おそらく、単純に

 

「もっと使ってみたかった」とか、

 

「うん」といってしまったとか、

 

悪気はなかったのだと思います。

 

親ができること

ゲーム品、付属品には、すべて名前を書くことです。

 

その子が解るように、その子だけのシールを貼り、

 

目印にするというやり方がありますが、

 

他の子の家に遊びに行った場合、その子の印だと

 

まわりに分かりにくいのです。

 

名前さえ書いていれば、大人が少し見るだけで

 

間違いを防止することができます

 

「これAちゃんの?」なんて聞かずに、Bちゃんに返却することができ、

 

嫌な思いをすることもなかったのです。

 

まとめ

子どもは、まだ判断が自分本位であることが時々あります。

 

失敗して成長するので、「将来、窃盗をし始めるのではないか」など

 

過剰に心配をすることは不要です。

 

もし、他の子のものを持ち帰るなどしたら、

 

すぐさま、子どもと一緒に返却したり、謝罪をしに行きましょう。

 

親が、他の子の物を大切に扱う姿を見せることで、

 

その子の成長にもつながるのです。

 

「明日にでも学校で返してきなさい」

 

ではなく、「今日、今から返しにいって、間違えたことを

 

謝りにいこう」と言い、子どもに姿勢をみせるのです。

 

そうやって、こどもは、間違えてしまったとしても

 

謝罪することで、良い人間関係を築くことができるのだと

 

勉強をするでしょう。

 

そして、他人のものを間違えて持って帰ってはいけないと

 

勉強をするでしょう。

 

まずは、未然に防ぐことを目指し、記名をしましょう。

 

 

今日も読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

いじめられた過去が役に立つとき

こんばんは。

 

 

あさひのブログを読んでくださりありがとうございます。

 

私は、発達に凹凸がある兄妹を育てながら、精神科病棟で働く看護師です。

 

私の気づきや学びを、公開することで、同じように悩むひとの

 

幸せのヒントになれば嬉しいなと思い書いています。

患者さんにもっと良い世界をみせてあげたい



今日は、

患者さんとの関わりで思ったこと

を書きます。

 

目次

 

 

 

いじめられた過去のある人の現実

いじめられた過去があるからといって、みんなが再起不能な状態に陥るわけではない

 

ですが、もう立ち直れないほど、心に大きく傷を抱えて生きている人がいます。

 

まだ若い患者さんが、

 

「僕の頭はファブリーズのにおいがします。なんとかしてください。」

と訴えることがあります。

 

もちろん、現在はファブリーズは個室に持ち込みできないし、

 

そのような匂いはしません。

 

ですが、本人は、頭からファブリーズのにおいがして、困っています。

 

家族さんに話を聞くと、虐められているときに、

 

頭に何度もファブリーズをかけられたそうです。

 

その記憶と経験は、患者さんの心に深く残り、

 

もう何年も経っているのに、匂いがするというような幻覚まであるのです。

 

また、別の患者さんは、幻聴で

 

「きもい!!きもい!!」と言われるそうです。

 

虐められたころから、そのような声が聞こえているのだそうです。

 

その声を黙らせようとして、大声で拒否を示します。

 

その患者さんは、虐められた被害者です。

 

被害者なのに、精神を病んだがために隔離をされて、入院をしなければいけないのです。

 

加害者に対して思うこと

加害者は今頃、虐めていた人を思い出すことはあるのでしょうか。

 

きっと、忘れていることでしょう。

 

社会にでて、青春を謳歌しているのでしょうか。

 

精神を病むまで、虐めた相手を「そんな奴もいたな」と思う程度でしょう。

 

というか、現状の患者さんを知ることもないでしょう。

 

被害者である、患者さんは、

 

まわりからしたら、精神を病んだ人とうつるでしょう。

 

大声をあげて、暴力をする人なのですから。

 

社会にそんな人がいたら、きっと怖くて近寄れないでしょう。

 

ですが、本当は、虐められた被害者なのです。

 

いじめは、人の人生を簡単に奪うことになります。

 

いじめをなくそう!!なんて

 

啓発ポスターを見かけますが・・・私は本当に生ぬるくてやりきれなくなります。

 

私がみている患者さんの光景を、虐めているひとにみてもらいたいです。

 

どこまでも、いつまでもいじめられた人は追い詰められていきます。

 

いじめを止めたとしても、いじめられた過去が、患者さんを今も苦しめているのです。

 

いじめは、犯罪です。絶対にやってはいけない行為なのです。

 

 

 

 

いじめの被害者に愛をもって接したい

私自身、いじめられた過去があります。

 

今思い出しても悲しかったことしか思いつきません。

 

↓いじめられた事について書いたブログはコチラ

asahi55-kokoro.hatenablog.com

 

自分がいじめられたことがあるから、わかります。

 

虐められた側からすると、本当に地獄でしかないです。

 

言い返しても笑われるし、バカにされる。

 

だれも自分のことを解ってくれなような孤独な感覚。

 

いつまでこんな事がつづくのだろうという絶望。

 

自分の何が悪かったのか。

 

どうなれば、いじめられないのか。

 

誰も教えてくれず、誰も話しかけてくれない。

 

不快なあだ名をつけられて。

 

ただ、涙を流すだけ。

 

我慢をしなければいけない日々。

 

辛かった・・・。

 

だからこそ、患者さんの、虐められた過去にまつわる妄想を聞くと、

 

「暴れないで!!」とは言えません。

 

「大声を出さないように!!」なんて、ばかなことは言いません。

 

「しんどいのですか。大丈夫ですか」

 

「私にできることはありますか。」

 

「困ったことがあったら、良かったら相談してくださいね」

 

と声をかけます。

 

それでもダメな時は、拘束も必要ですし、お薬も必要なのですが・・・。

 

もう、十分戦ってきた彼らを責めることはできません。

 

世界には、たくさんの人がいて、愛する人にも出会えるし、

 

愛されることもあるかもしれない・・・

 

人との関わりが苦手だとしても、自分のできる仕事をみつけられる場合もあるし、

 

サポートしてもらって生きていくこともできるのです。

 

少しずつ病気と向き合っていくには、看護師との信頼関係は必要不可欠です。

 

私との信頼関係を築くことが目標ではなく、

 

患者さんが、社会に出ることを最終目標として関わっていきたいのです。

 

まだ若い彼らが、「生きてきて良かった。

 

生まれてきて良かった」と思える瞬間を少しずつ増やしていきたいのです。

 

心の底からそう思うのは、私が、いじめられた経験があるからです。

 

それがなければ、患者さんの困りごとは、ただの問題にか見えないでしょう。

 

虐められた経験が、役にたったのかな。と思うのが、このような患者さんとの関わりでです。

 

まとめ

私は、虐められて精神を病んでしまった患者さんを

 

何人もみています。

 

もしかしたら、このブログにたどり着いた人の中に

 

今いじめで困っているという人もいるかもしれません。

 

ですが、どうか、一人で考えず、誰かに相談する勇気をもってもらえたら

 

と思います。

 

社会にいる人間が、信用できなくなる時があるかもしれない。

 

だけど、私のように、虐められた過去がある人間が少なからずいるのも確かです。

 

私も困ったときは、まわりの人に相談するようにしています。

 

自分の親や、学校の先生。話せなかったら、区役所の誰でもいいので

 

「私は虐められています。助けてください」と言ってください。

 

無料の電話相談もあります。

 

仕返しを恐れず、まず、相談をすることから始めましょう。

 

私のブログのコメント欄に書いてくれても構いません。

 

どうか、一人で悩まないでほしいです。

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

【発達障害児】中学校選びは高校選び?

こんばんは。

 

いつもあさひのブログを読んでくださりありがとうございます。

 

私は、発達障害の長男と、グレーゾーンの娘を持つ母親ですが、

 

精神科の病棟で勤務もしています。

 

普段、気づいたことや、学んだことを

 

公開することで、同じような境遇の方の参考になればいいなと思います。

 

 

さて、今日は、

長男(ADHD・小学6年)の中学校進学について

 

書きたいと思います。

目次

 

 

 

 

 

前回の内容

asahi55-kokoro.hatenablog.com

以前に、学校選びについて書きました。

 

人数が多いマンモス校であるA中学校(住んでいる校区はこちらの学校に進学なので、友達は多い)と

人数は少なく、外国人が多いので多様性に対応してくれるB中学校

で迷いましたが、

 

長男と両方に見学にいき、A中学校に進学することを決めました。

 

A中学校に決めた理由

 

やはり、長男の友達も多く進学しますので、

 

本人が「友達と一緒に頑張る」といい

 

決めました。

この学校は、支援級で、抽出の授業を受けている

(クラスではなく、個別で、別室で授業を受けること)と、

 

成績はつきません

楽しく通うだけでは、進学に影響がでる・・・らしい



クラスで授業を受けていたとしても、

 

提出物を提出しと、テストを受けることで、成績は、恐らく3はつくとのことでした。

 

逆に、提出物を出さず、テストを受けないなどしていたら、容易に成績に1がつくということです・・・。

(成績に1がつくと、高校への進学の道は狭くなるとのことでした)

 

B中学校の良かったところ

B中学校は、抽出の授業を受けていても、

その子に合わせたテストを作ってくれるので、成績がつきます。

例:数学を抽出で受けていたら、

その子がやっているレベルで個別にテストを作ってくれる。

みんなとは勉強している内容は違うけど、その子なりに頑張っていることに

成績を付けてくれる

 

という感じです。

人数が少ないからか、個別に対応してくれるのがありがたいですよね。

 

成績がついているほうが、公立の高校には進学しやすくなるとのことでした。

 

A中学校で不安な事

私個人としては、学校に行くだけで、本人が楽しんでいるだけで

 

文句は言いませんし、それで良いと思っています。

 

ですが・・・本人が公立高校に進学したくなったり、

 

まわりの子との差を感じて、劣等感を感じるくらいなら

 

最初からB中学校に進学してもらいたいくらい・・・。

 

A中学校では、提出物を出さなけれななりません。

それができるかどうか・・・。

 

入ってみないとわかりません。

 

本人が大切に思っていることを大切にする

大原則やと思うのですが、

長男は「友だちと一緒に中学校に通いたい」

 

という思いが優先順位では1位なのです。

 

それは、私も最優先で考えてあげたいです。

 

本人が納得して、本人が、頑張るということが

 

一番大事なのかなと思います。

まとめ

親としては、長男はすぐに学校の行き渋りもするし

 

頑張るといっていても、頑張れなかったことも数知れずです。

 

どちらの学校も、良い点・悪い点がありますが、

 

本人がA中学校を選んだので、それでやってみようと思います。

 

本人が納得してとか、

 

本人が決めた

 

ということが、彼が困難にあったときに

 

立ち向かう強さになるのではないかな?と思っています。

 

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。