【知らなかった!】こどもの精神科(児童精神科)受診のハードル
学校にしばらく行かないことにした彼。
学校に行かないといけないくらいなら死にたい。
そう言って、学校には行かず家で遊ぶようになりました。
当時私は、准看護学校に通っていたと思います。
これは、またいつか書こうと思っていますが、なかなや休める状態ではないんです。
准看護学校は、軍隊のような思想です。そりゃあそうかもしれません。
人の命を左右する仕事に就くのですから当然と言えば当然です。
休むことができず、私の母親に住み込みで手伝ってもらうことにしました。
(やはり、母親ってありがたい存在です。お母さんいつも味方になってくれて助けてくれてありがとう!)
学校を休んでどうするか。
学校に行かない、行けない状態も心配ではありますが、小学1年生の彼から「死にたい」と言われたことが気になりました。
それでも、私は小学校の担任の先生に相談をしました。
「息子が学校に行かないといけないのであれば、死にたいと言うんです」
と。
そしたら、さすがベテランの先生、全く動じません。
「あぁ、最近の子どもはよくそういう言葉をつかって、大人を試すようなことをするんですよ。
気にしなくていいですよ」
とのことでした。
そうは言われても、やはり気になる。
発達障害よりも、もっと深刻な状態に陥ってしまったのではないかと感じました。
やはり、精神科の先生に相談したいという気持ちが強くなりました。
精神科の受診をしたいのに、予約が取れない
精神科の受診って、皆さん考えたことはありますか。
私は、この時点で精神科に通院したことがありました。なので、そこまで抵抗はありませんでした。
以前自分が受診したときは、近日で予約が取れそうな日に、予約を入れて初診でゆっくり話をするという流れでした。
クリニックもたくさんありますし、空いていれば当日に診察も可能な印象でした。
しかし,
子どもの精神科受診は、一般のメンタルクリニックや、精神科ではないんです。
児童精神科というもの探し予約をいれないといけません。
空きは2か月先と言われました。とくに初診には、時間がかかることもあって予約が取れないんです。
今困っているのに、2か月も待てないよ。どうしよう。
と困惑した記憶があります。それと同時に、
子どもも精神科に通っている子どもが多いんやね。
子どもたちも悩んだり、困ったりしているんだな。
と思ったものです。
今だから思うこと
私自身、小学校のときに学校に行けなくなった経験があります。
いじめられた過去があるのです。
学校へ行きたい・行かなければいけない・学校に行けないなんて恥ずかしい
子どもながらにそう思っていた時期があります。
いじめられたら、両親に相談をしなさい
なんて言われますが簡単にはできなかったです。
家では家の私がいます。
変なプライドがありました。
子どもでさえ、その場、その場のキャラクターを持っているのです。
「勉強は苦手だけど、私、学校では友達もいて、充実してます」
て顔していたかったです。
自分が、学校へ行けなかった時があるのに。
自分も、学校だけがすべてではない
と思っていたのに
子育てのプロだと思っていた学校の先生に、大事な子どもに対しての選択を任せてしまいました。
それは、まず
自信のなさがあったから。
私は、発達障害を疑う彼を育てていました。
恐らく周りのママ友よりも、失敗体験が多かったのです。
また、シングルマザーであったため、相談できる人、理解者と認識していたのが
学校の先生でした。
自分の子どもの状態は一番私が解っているのに、
私の思考は、先生の判断や、一般論に染まっていきました。
この判断のミスは、私の自信のなさが影響していたと考えています。