生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

発達に凹凸ありの2児を育てながら精神科で働くあさひが、子どもの気持ちを考えながら楽しく育児をする奮闘日記

発達に凹凸のある息子、不登校に②

行き渋りは癖になる

引っ張ってでも学校に連れてきてください。

と担任の先生に言われた私は、その言葉通り行動してしまいます。

 

「お腹痛い」

「学校行きたくない」

「なんかしんどい」

という彼に、

 

 

「大丈夫やから」

「先生には相談してるから、ちゃんとみてもらえるから」

「座っておくだけでもいいから」

「保健室に行ってもいいから」

と一見優しく聞こえる言葉で、彼を説得しながら、手を引っ張って学校に連れて行ったのです。

 

 

 

小学校の前にいた校長先生や、担任、力のある男の先生が、行き渋る彼を校門まで迎えに来る

 

私とかろうじて、校門まで歩いてきた彼。

 

校門で、足を踏ん張って、学校に入らないようにしている彼をみて、

小学校の先生が集まってきます。

両サイドから、先生が彼の両腕を持ち、一人がランドセルを持ち上げ、体を浮かせるのです。

 

容易く持ち上げられた彼は

「ママー!!行きたくない!!離せー!!行きたくない!!ママー!」と私に向かって叫んでいます。

 

どうしたらよいのかわからない私に、あのベテランで優しそうな担任の先生が叫んだのです。

 

「お母さん!早く行ってください!このまま学校を休ませることをすると、学校に長く来られなくなりますよ!」と。

 

私は急かされるように、学校をあとにしました。