生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

発達に凹凸ありの2児を育てながら精神科で働くあさひが、子どもの気持ちを考えながら楽しく育児をする奮闘日記

【発達障害の子の居場所づくり】療育の効果は?

こんばんは。

今日、私は、職場の人とランチに行ってきました。

 

みんな優しくて面白い人たちです。

 

私は、本当に恵まれているなと思いました。

 

こんないい職場なのに

 

子どもの調子が悪く

 

不登校の子どもをみないといけないからという理由で

 

辞めようか考えていたことがもったいないです。

 

こどもが学校へ行ってくれないと

 

働くこと自体が困難になるので、

 

仕事をセーブし、

 

子どもの調子が戻るのを待つ

 

という選択をしました。

 

 

不登校のお母さん、普段どうやって

 

子どもを支えているのかな。

 

 

 

子どもが、大きくなればなるほど

 

自分の意志を通したい気持ちも大きくなり

 

私は疲れ果ててしまいました。

 

彼のようなお子さんを育てている方・・・

 

実際本当に大変だと思います。

 

 

そんなことを思っていた私ですが、

 

子どもの療育について振り返りたいと思います。

 

 

 

梅雨が明けたら、夏本番ですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

療育について

  • 放課後デイサービスを始めたきっかけ

  • 放課後デイサービスの利用申請

  • 彼の放デイ利用歴

  • 子どもの気持ちを尊重する

  • 放デイの効果

  • 放デイに行けない子はどうするのか

  • まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後デイサービスを始めたきっかけ

 

彼が、放課後デイサービスに通い始めたのは、

小学1年の終わり頃です。

 

小学1年生の時に3か月間の不登校となり、

小学1年の秋頃に、初めて児童精神科の受診をしました。

 

そこで、「療育など、受けてみますか」と聞かれたことがきっかけです。

 

 

当初、療育を受けるという選択肢も知らなかった私ですが、

 

子どもに良い影響があるかもしれないのであれば

 

やってみたい。と思いました。

 

 

 

 

手続き

手続きは、思っていたより時間がかかるものだと思いました。

 

  • 医師の診断書を有料で出してもらう
  • 医師の診断書と受給者証の申請書を区役所の保健福祉課に提出する
  • 利用計画をたてる(自分でたてても良いし、相談事業所を探して作ってもらうこともできる)
  • 放課後デイサービスの事業所を見学
  • 放課後デイサービス事業所と契約

 

と手続きを経て、放課後デイサービス開始となります。

(お住まいの区役所や、かかりつけの精神科の医師に相談すると手続きの仕方を教えてもらえます)

 

 

彼のデイサービス利用歴

 

① スポーツ(サーキットのようなもの)中心のデイサービス

ここでは、マンションの一室で、マットを敷いてマット運動をしたり、

ボール遊びをしたり、縄跳び、鉄棒などしていました。

3年ほど通った一番長く続いたデイサービスです。

トラブルとしては、スポーツなので勝ち負けが伴うこともあり、

よくケンカをして軽いけがをして帰ってきていました。

けがをすると、しばらく行かない期間もありました。

 

最終的には、中学生のお兄ちゃんに首を絞められて

(今考えても怖いですが)

 

行くのが怖くなり退所しました。

 

ADHDの子には、運動が良いと言われています。

 

それを期待して、行きましたが

 

効果を感じるよりも、トラブルの方が多かったように思います。

 

②工作中心のデイサービス

彼は、工作が大好きです。

 

好きと上手は全く違うのですが、

 

彼は集中して最後までやりきることが難しく、

 

完成させることができないときもありました。

 

2年程度通ったと思います。

 

機嫌よく工作を行っていました。

 

しかし、休みがちになっていきました。

 

退所の理由は、「面白くなくなった」とのことでした。

 

③ お勉強中心のデイサービス

小学3年生で再び不登校になった彼

が通い始めたデイサービスです。

レーニング中心で、1時間程度学習をする計画です。

 

このトレーニングができていたら、

 

今少しノートをとりやすかったかもしれません。

 

しかし、彼は1か月程度しかいけませんでした。

 

「行きたくない。しんどい。」という理由です。

やりたくない事は全力で拒否

 

 

④ 不登校の子向けのデイサービス 

かなり意識高い系の先生がいました。

 

彼が、学校に迎えにきたデイサービスの職員を無視して帰ろうとしても、

 

暑い日も、必ず彼と一緒に歩き続けて向き合おうとしてくれました。

 

彼の役割を作ろうとして、小さな男の子の教育係に任命したり、

 

彼の好きな工作の材料を買って用意してくださったり、

 

大変お世話になりました。

不登校になってしまったときは、

 

デイサービスに所属される、カウンセラーの方と話すこともあり、

 

私としては続けてほしかったデイです。

 

1年程、行ったり、行かなかったりした彼ですが、

 

4年生くらいで

「行きたくない。」と。

 

「小さい子の面倒をみるのがいやだ。」

 

「公園で友達に会いたくない」

 

「デイに行くより、友達と遊びたい」という理由でした。

 

⑤ ある程度自由にさせてくれるデイサービス

 

宿題をしてすぐ帰ってもOK。

 

自分で登所し、自分で退所する。

 

本人が言うには「退屈すぎてしんどい」とのことでした。

 

様子を見に行ってもらった事業所のケアマネさんが言うには

 

「うろうろ・・・先生のあとをついて退屈そうにしていました」

 

とのことでした。

 

だんだんと行かなくなり、3か月ほどで退所しました。

 

 

⑥【現在⑥のみ継続中】

 1時間という決まった時間にマンツーマンで勉強をするデイサービス

 

今現在、彼が気に入って行っているデイです。

 

やることが明確であり、先生と

 

勉強を一緒にできるので退屈感はないそうです。

 

また、1時間で帰れるというのも

 

見通しがしやすいのだと思います。

 

ここの先生は決して無理はさせません。

 

宿題も一応出してくれますが

 

「絶対、宿題をしなさいと言わないでください」

 

「無理はさせないでください」

 

と念押ししてくださいます。

 

その結果、宿題は一度もしていったことがありません(笑)

 

6年生の彼が、今は本人が苦手であるという、

 

2桁の引き算を一生懸命しています。

 

(本人が苦手だと思っていることを

させてくれるところも良いと思います)

 

先生は、どんな些細な事でも褒めてくれます。

 

 

といった感じです。

 

こうやって箇条書きにすると、

 

デイをやっては辞めてを繰り返しているだけに見えます(笑)

 

ですが、私も契約や、見学など

 

結構大変なので続けてほしいんですけどね。

 

どうしても、本人が苦痛そうで

 

辞めたいときには本人と話し合います。

 

 

 

本人の意志を尊重する

 

本人に行き渋りがではじめると

 

そのデイでの楽しいこと、

 

苦痛なことを聞きます。

 

 

デイで行っているトレーニングが

 

今後の人生に

 

どのように良い影響があるか

 

紙に書きながらゆっくり説明します。

 

しかし、これも想像力の偏りや、

 

自分の想像を訂正する困難さが邪魔をしてしまうようです。

 

私は、

 

本人にやる気がでないことをさせても

 

良い結果にはつながらないと思っています。

 

 

彼も、日々成長し、変化しています。

 

その変化に、柔軟に対応しても良いのかなと思っています。

 

 

 

 

 

 

放課後デイサービスの効果

 

発達障害児の親は、

 

子どもから離れることができるため

 

レスパイト的な(親の休息)効果は大きくあります。

 

私の利用効果といえば

 

一番はこの効果が大きかったかもしれません。

 

家にいても、

 

親のいうことを聞けない子も

 

他者との関わりであれば

 

指示が入りやすい場合もあります。

 

家ではできない

レーニングができる場合もあります。

 

しかし、彼にとって今まで

身になった療育はなかったかもしれません。

 

少なくても私が見る限りでは、変化はなく

 

結局は、できるようになる前に行かなくなりました。

 

 

レーニングをいろいろ受けましたが

 

彼は、苦痛を感じていたためか

 

行かなくなってしまいました。

 

私としては、まだ見えていない効果を期待して

 

行かせようとしていました。

 

しかし、デイに行く日は、行く。

 

それができない彼(目の前の一番興味のあることを優先したがる特性)

 

には、まずデイにいくことが困難なのです。

 

本人が、デイの必要性を感じ

 

デイは自分の困りごとを解決してくれる。

 

自分の居場所である

 

と感じることができたなら

 

結果は違ったと思います。

 

放課後デイサービスに行けるお子さんは、

 

軽症なのではないでしょうか。

(うちの娘もデイサービスに行きますが、

娘は私にとっても扱いやすく

困らせることはしません。

なので、デイサービスを続けることができます)

 

学校へ行けない、

 

友達と公園でも遊べない、

 

そんな子が、デイサービスにだけ行ける

 

というパターンは少ないと思います。

 

学校へ馴染めない子の放課後デイサービスは

 

かなりハードルが高いように思います。

 

不登校のお子さんにはもっと手厚いサポートが必要ではないかなと思いました。

 

 

彼は、現在⑥のデイサービスに週一回は行っています。

 

そのデイサービスでは、

 

決して無理強いはしない

 

というスタンスです。

 

レーニングをする前に、

 

「こっちと、こっち、どうする?」

 

と決めることから始めるそうです。

 

今のところ、8か月ほど続いていて、

本人は

 

「字がきれいになった」

 

「あそこ(⑥のデイ)は褒めてくれるんよな・・・」と

 

肯定的にとらえています。

 

本人が、効果を実感しているパターンは初めてなので

今後も様子を見守ります。

 

 

 

 

まとめ

 

 

療育の予定を立ててもらっているのに

 

彼が「行かない」

 

とぐずる時、私はすごくストレスを感じます。

 

学校を休むときと同じように

 

休む連絡も必要だからです。

 

デイを続ける効果と

 

デイを休むときのお母さんのメンタルの負担なども

 

考慮して

 

デイサービスを続けるメリットデメリットで

柔軟に動いても良いと思います。

 

療育は子どもも居場所をつくる目的

褒めてもらえるなど、自信をつけられる場所

と考えたほうがいいかもしれません。

 

発達障害で困っていることがたくさんあるのに

 

デイサービスで改善させることは

かなり難しいという結論に至りました。

 

しかし、個人のとらえ方もあります。

 

お子様にとって、良い居場所が

一つでも増えることを願っています。(^^)

 

本日もたくさんの文を読んでくださり

ありがとうございました。