生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

発達に凹凸ありの2児を育てながら精神科で働くあさひが、子どもの気持ちを考えながら楽しく育児をする奮闘日記

シンママの看護師への道②【准看護師編】

看護師への道②をおおくりします。

 

ここまでのお話は、①をご覧ください。

asahi55-kokoro.hatenablog.com

 

 

 

 

准看護学校の受験

 

准看護学校って、みなさんどんな風に思いますか?

 

私はよく知らなかったときは、

 

本当に失礼ながら、資格としては物足りないのではないかと

 

思っていました。

 

中卒でも受験資格が得られます。

 

医師と正看護師の支持のもと動けるという准看護師・・・

 

私は、正直、バカにしていたと思います。

 

ですが、この不景気です。離婚率も高いこの世の中・・・

 

看護師になれれば、女性としてはかなりの収入になります。

 

実際の倍率を調べると、大阪(2022年度)1.5倍から4.5倍でした。

 

これを低いと捉えるか、どうかは、本当にその受験する方の

 

小学校や中学校、高校の勉強の実績にもよると思います。

 

私は、勉強が苦手でしたので、底辺からのスタートでした。

准看護学校への入試は頑張れば大丈夫!



准看護学校入学試験

 

試験は、毎年秋ごろに解禁となります。

 

それまでに、受験する学校の受験科目の

 

算数・国語・英語・小論文・面接の練習をしなければなりません。

 

予備校に通っていたころに、ライバルながらも仲良くなった子もたくさんいました。

 

ほとんどがシングルマザーでした。

 

4月に予備校に入り、夏期講習も受けました。

 

小論文のコースも受講しました。

 

「一年遅れての入学は、お金もかかるし、一年間、生活も良くならない。

 

今年で絶対に入学するぞ!」

 

という気持ちでした。

 

でも、クラスの中でも、一人・・・また一人・・・と

 

姿が見えなくなっていきました。

 

シングルマザーで、食べていくだけでやっとな状態です。

 

裕福な人はいなかったと思います。

 

そんななか、睡眠時間を削り、実るかどうかもわからない勉強をする

 

というのは、精神的にハードでした。

 

ですが、「看護師になり、将来子どもを育てていきたい」

 

「憧れていた看護師になって、子どもに恥じない人生を歩みたい」

 

「私たちの将来を、不安に思っている両親を安心させたい」

 

「あの時は、私がんばった。そして、この仕事できてよかったと思えるような

仕事をしたい」

 

そんな思いが、私をあきらめない方向へと導いてくれたように思います。

 

何度も訂正された、志望動機

 

その予備校では、面接の練習もしてくれました。

 

願書の書き方も教えてもらいました。

 

独学でも勉強は可能ですが、

 

看護学校ならではの、願書や、面接対策の

 

勉強方法は私は必要だったと思います。

 

とくに、志望動機は、なぜ、看護師になりたいのか

 

を的を得て書かなければいけません。文章から、

 

自分のために看護師になりたい

 

とでも書こうものなら、ダメらしいです(笑)(って言っても、自分のためですけどね)

 

なんでも、コツがあります。

 

算数や、国語は実際のところ自分で勉強していくしかありません。

 

しかし、看護師になるための入試のコツはあります。そのポイントを押さえて

 

入学を確実にしておくべきだと思います。

 

 

入試当日

 

そうやって、集結した受験生たち。

 

はい、私はなめていました。

 

第一回目の准看護師受験

 

第一回目の入試の受験生、200人弱いたと思います。

 

すごかったです。

 

その時に私が受験した学校は、国語、小論文、面接だけでした。

 

年齢層も幅広く、おそらく予備校で知り合った友達と話したりして、入試の開始を待ちます。

 

まず国語・・・

 

はい、8枚にも及ぶテストの枚数。

 

8枚のプリントをめくっているうちに、パニックになっていました。

 

大きな問題が3問で、長文となんか病んだような内容の文と、小学生の話と、環境問題と、漢字の問題です。

 

長文の問題・・・どんな内容を書いてあるのかわからないまま、時間に追われて焦ってしまっていました。

 

 

ほとんどわからないまま、終了。

 

小論文

 

小論文は、難しい福祉の問題について書きましたが、これはなんとかなりました。

 

面接

 

面接も、練習していたためなんとかなりました。

 

集団面接なので、5人ずつ受けました。

 

看護師になぜなりたいのか

 

どんな看護師になりたいか

育てている小さい子どものサポート体制はあるか。

 

という内容を聞かれました。

 

面接では、願書と同じ内容を話してしまったので、面接官(学校の先生)は、

 

ちょっと苦笑いしていたように思います・・・。

 

他の子は、たぶん、予備校に通っていないんでしょうね・・・

 

一生懸命話していましたが、

 

「命の大切さを広めていきたい」と言い、感極まって泣いてしまう子がいました。

 

面接で泣いたら、アウトと言われています。

 

また、命の大切さを訴えるのは、看護師なの?という話になってしまいます。

 

せっかく受験料を2万円も払ったのに、もったいないなと思いました。

 

また、違う子は、面接が終わり、帰るときに

 

「国語、ほんまにわからんかった・・・無理や」

 

と言い残して去っていきました。

 

 

一回目の受験の結果

 

不合格でした。

 

そりゃぁ、そうだと思いました。国語が壊滅的にわからなかったんです。

 

でも、やるしかないです。

第一回めの入試では、40人の枠に、20人くらいは決まるのではないかと言われていました。

2回目、3回目と受験があり、4回目は、1~2人合格するのみと聞いていました。

 

その1回目で落ちたことは残念でしたが、やるしかありません。

 

1か月後の入試に向けて、再び勉強をがんばりました。

 

 

2回目の受験

 

8枚のプリントをペラペラめくりながらの試験に、心の準備ができていたためか、

 

なんとか理解できるレベルでした。

 

面接も、自分の言葉で話すようにして、見事合格しました!!

 

家から、准看護学校まで1時間はかかります。

 

でも、学校の数がないことと、大阪でも倍率の高い、勉強に熱心な学校でしたので、入学を決めました。

 

 

准看護学校の生活

 

今思えば、楽しかったです。

 

でも、女性40人です。ま~揉める揉める(笑)

 

もう小学生以下の団体に成り下がっていました。いじめをするような?言い方のきつい

 

変な人もいましたし、その人はみんなに嫌われていたのですが、上靴がなくなったりしていました・・・ほんと、やばい世界でした。

 

 

でも、学校としては教えてくれる講師の質も良かったし、本当に勉強になりました。

 

それに、学校が嫌だからといって辞めるわけにもいかない40人がそろっているのです(笑)

 

みんなで、がんばりました。

 

結局、卒業できたのは37人でした。

これでも、准看護学校の中では、退学する人が少ないのだそうです。

 

 

そうたって、准看護師の免許を取得しました。

 

③に続く。