生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

発達に凹凸ありの2児を育てながら精神科で働くあさひが、子どもの気持ちを考えながら楽しく育児をする奮闘日記

【これで楽しく宿題?】しゅくだいやる気ペン!!!

こんばんは。

 

随分と涼しくなってきましたね!

 

日中の暑さがマシになったので、うれしいです。

 

クーラーも涼しいんだけど、やはり、自然な風を感じれるのは

 

秋の良さですね。

 

↓私は、子どもの宿題をみるのが苦手です・・・

asahi55-kokoro.hatenablog.com

 

 

今日は、娘(小学3年生・発達障害のグレーゾーン)に、プレゼントで頂いた

 

宿題やる気ペンについて書こうと思います。

 

目次

 

 

 

 

宿題やる気ペンとは?

 

今、結構人気です。私も以前のブログで、ほしいな~と書いてみたんですが、

 

小さい箱にはいっています。プレゼントにも★

まさか我が家にも来てくれるとは思っていませんでした。

 

鉛筆に、この器具を付けて宿題をすると、

 

アプリで宿題をした分だけ、アプリ内のキャラクターた成長するというものです。

 

子どもが書き物をしていると、パワーがチャージされます。

 

書き物をすればするほど、器具の先端の色が変化します。

 

キャラクターの成長をさせたいと思うようなしくみになっていて、

 

子どもは、頑張って宿題をしようとする・・・というものです。

 

対象年齢は?

 

年長さんくらいなら、意味も解りつつ頑張れるのではないかな?と思います。

 

うちの長男が小6ですが、「いいな~」とは言うけど

 

実際、触ろうともしませんでした。

 

子どもの性格にもよると思いますが、小学低学年くらいが良いと思います。

 

 

 

実際に使ってみて

 

娘は、いつも「まま~疲れた」「一緒にやって~」

 

とかいう、タイプでいうと

グズグズいう子です。

 

ですが、この宿題やる気ペンを使うと、

 

やればやるほど、色が変化するので、

 

「エネルギー溜まってきた!!」

 

「もっと書くよ?偉い?」と聞いて来たりして

 

とても楽しそうに勉強をしていました。

 

机・・・めちゃくちゃ汚い(笑)小さな手で一生懸命書く姿、かわゆい。


なので、娘には効果があったと思います。

 

私は、子どもの宿題をみるのが

 

本当に苦痛なので・・・

 

この宿題やる気ペンは、私にとっても救世主になりそうです。

 

もっと使っていった感想はまた書こうと思います。

 

 

 

困っているひとは、みんなで助ける世の中になってほしい

こんばんは。

 

今日は、実写版のリトルマーメイドの発売日でして、

 

ディズニープラスという有料の配信の映画で、

 

観ることができました。

 

可愛かった~。アリエル役の俳優さんが、黒人だということで

 

かなり話題になりましたし、私も、違和感があったのは確かです。

 

でも、見始めてすぐにその違和感は裏切られて・・・

 

アリエル役は、あの俳優さんで本当に良かったなって思いました。

 

しぐさとか、表情とか、本当にかわいい。

 

クスっと笑ってしまうような、かわいらしさでした。

 

皆さんも、ぜひみてみてほしいなと思います。

 

さて、今日は、京アニの殺人や放火の被告について

 

思ったことを書きたいと思います。

目次

 

 

 

 

何てことしたんだという気持ち

 

事件が起きたときに、「えぇ!!どういうこと??なんてことしたの?」

 

と思いました。

 

亡くなった方の、逃げまどっていたであろう状況や、

 

たくさんの被害者たちが、突然に人生を奪われてしまったこと、

 

今までの生活ができなくなってしまったことに

 

憤りを感じました。

 

 

 

ご遺族のように、私は思えない

 

ご遺族の方々が、ニュースで、突然に家族を奪われたときの気持ちや、

 

ご遺体と対面されたときの気持ちを

 

話されているのをみましたが、

 

私は未熟者だからだと思いますが、

 

私が遺族だったら、絶対に許せない。

 

汚い言葉で

 

犯人を罵るだろうなと思いました。

 

そのくらい、犯人には、「なんてむごいことをしたんだ!!」と言いたい。

 

人間のなせる業なのか・・・と思います。

 

 

 

少しずつ明らかになってきた被告の生い立ち

 

最初に言いますが、私は、どんな過去があっても、

 

どんな状態になっても、

 

人を傷つけたり、殺めたりすることは許されることではないと思っています。

 

わたしは、この被告の生い立ちを知ると、

 

もっと周りが助けることはできなかったのか

 

と思うのです。

 

 

 

被告がまだ、大人のサポートが必ず必要な時期に、

 

虐待を受け、ネグレクトのような状態で

 

母親は家をでていき、

 

自暴自棄になった父親を自死で亡くし、

 

さらに、妹まで自死をしているとのこと。

 

まだ、大人に守られている状態であるはずの被告が

 

全く守られず、

 

まわりからの足りないサポートの状態であり、

 

愛情も、金銭的にも飢えていた状態であったことが想像できます。

 

繰り返される悲劇

 

よく事件が起きると、その被告の生い立ちがクローズアップされます。

 

それは、普通の人間であれば、耐えられないような試練の多い

 

子ども時代をおくっていることが多いように思います。

 

安部元首相の襲撃事件でも、犯人は許されないことをしましたが、

 

本人にはどうしようもできない程、

 

追い詰められていた状態であったように伝えられていますね。

 

子どもを守るべき人が、宗教にはまり、

 

家庭が崩壊するまで・・・崩壊しても母親は過ちに気づいていない様子でした。

 

犯罪は許されませんが、

 

被告が、絶望の中で生きてきたことは想像できます。

 

 

統合失調症とは

 

話しは、京アニ事件の被告の話に戻ります。

 

被告は、「京アニが、自分の作品を盗作した」

 

という主張や、逆恨みを述べています。

 

被告は、統合失調症であったと言われていますが、

 

統合失調症の人の、薬の効いていない状態ではよくある思想です。

 

 

私の経験

 

私は、精神科で働いていますので、統合失調症の人とよく関わります。

 

統合失調症は、100人に一人、発症すると言われている

 

そんなに珍しくない病気です。

 

その、統合失調症の人の、調子が悪い時や、薬が効いていないときは、

 

本当に、幻覚や、妄想に動かされるように、暴力をふるう時があります。

 

私は、夜間の見回りの時に、

 

いきなりコップに入ったお茶をかけられて、

 

コップで頬を殴られたことがあります。

 

「お前!いい加減にしろよ!!キリストの生まれ変わりの、

 

俺の上に乗って、子孫を残そうとしたな!!!

 

バカにするな!!」

 

と、興奮して飛び掛かられたことがあります。

 

もちろん、そんなことしていないし、そんなに親しく話したことも

 

ないような患者さんです。

 

非常ブザーを鳴らし、もう一人が駆けつけてくれるまでの時間、

 

私は、恐怖で体が動かなかったです。

 

ですが、病状が悪い人は、妄想か、本当に怒っているのか

 

解っていないし、区別もできないくらい状態が悪いのです。

 

そんなことある??って思うんですが、本当にあるんです。

 

脳の病気なので、ないものが見えるし、ない音や、ない声が聞えます。

 

幻覚や、幻聴によってそれに従って行動したりするなど、

 

自分の考えとは違う行動をしてしまうのです。

 

状態の悪い患者さんほど、「自分は病気じゃない!」と否定しがちであり、

 

治療の場に連れてくることも困難だったりします。

まとめ

 

今日、京アニ事件の被告が、初めて

 

「申し訳なかった」と言ったということがニュースになっていました。

 

なんとも言えない。

 

謝っても、犯した罪はなくならないし、

 

たくさんの犠牲者がでてしまいました。

 

被告には、耐え難い子ども時代の苦労があったのかもしれないです。

 

その子ども時代に、誰かの助けがあったら・・・

 

あれ?あの子、大丈夫?

 

あの家庭・・・なんか大変そうだね。

 

 

そういう目でおせっかいでもいいから、

 

介入してくれる人がいたら・・・

 

そう思わずにはいられません。

 

今日も読んでくださりありがとうございました。

 

 

↑これは、一読してもらいたい本です。

自分にはたくさんの気づきがありました。

 

 

自分の子どもの性別が途中で変わったら?

【制服選び】女の子がズボンを選ぶって、まだ変な時代ですか?

本当の自分の想いや、生き方を受け入れてくれる人、いますか?



性同一性障害・・・最近は海外を中心に著名人でも公表される方がいらっしゃったり、一般人でも、結婚の問題をテレビで訴えるなどあって、知ったり見たり、考えたりする機会が多くなってきたように思います。

 

私の知り合いで、来年高校生になる女の子がいます。

その子は、うちの娘に、使わなくなったレゴをくれたり、シールをくれたりと優しくしてくれました。

中学生まで、レゴで遊んでいたそうです。どうしても手放せず、でも、お母さんとしては

「もうレゴなんて卒業しなさい」とのことで

うちの娘にくれることになったのでした。

目次

 

 

 

 

自分のことをボクという彼女

その子は、とてもいい子です。私からみたら、いい子。

でも、自分のことを「僕ね・・・」と話します。

友達の前でもだそうです。

髪型は、スポーツ刈りですっきりさせているのですが、運動はしないそうです。

 

 

お母さんの認識

彼女のお母さんは、どこかで、

彼女が男の子になりたいんではないか。と気づいています。

私に「どうしよう・・・男になりたいって」

「制服もズボンがいいっていうねんけど、絶対にスカートにさせるわ」

 

と話していました。

 

本人と話はしないの?

と聞きましたが、「ズボンがいいっていうだけかな~」とのことでした。

 

 

私の考え

私なんかだと、男でも女でも、元気でその子が幸せに暮らしてくれるのなら、それで全然いいんじゃないかな?と思うんですよね。

一番困っているのは、母親ではなく、彼女なのです。

学校へ行き、違和感を感じるのも周りの誰でもない彼女なのです。

 

ありのままの彼女は、中身が男性であったら、それを今も

母親に話せていないことになります。

なぜ、話せないのでしょうか。

そろそろ制服をどうするかなど、話し合ってもいいと思うし、

お互いに分かり合えたらと思ってしまうのです。

 

ありのままをお母さんに話すのが辛いんだろうなと想像してしまいます。子どもはなんとなく、大人がどんな価値観を持ち、それを子どもに教えようとしているのか察知するものです。

きっと受け入れてもらえないんじゃないかという不安がある状態なんだと思います。

 

お母さんは、ずっと娘として育ててきたこともあり、確かに簡単には受け入れがたいでしょう。

しかし、一生、その子は女の子のままでいなければいけないのでしょうか。

アナと雪の女王のエルサのように、隠して生きていくことが幸せなのでしょうか。

 

私は、もう時代は変わってきていると思っています。

 

個人の個性を認め合える良い社会。

そうなっていかなければ、みんなが生きづらい世の中になると思いませんか。

 

 

 

いつも、いつも自分はズボンをはきたいって思いながら、スカートをはかないといけなかったら・・・私なら嫌だなと思います。

 

ありのままを受け入れる難しさ

もし、男の子になりたい!!女の子

女の子になりたい!!男の子

 

いたらどうでしょう?

お友達にいたら、友達になるかな?

兄弟なら?

自分の子どもなら?

 

どうでしょう。確かに、いろんなタイミングで、いろんな場所で、いろんな人に毎回説明しなければいけません。(しなくてもいいんだけど)

 

でも、そこでも

彼女が生きやすいように。幸せな未来につなげるために

良い生き方を選ぶための苦労なのです。

 

 

まとめ

 

ありのままの自分を受け入れる。

 

ありのままの子どもを受け入れる。

 

難しいかもしれませんが、一般論よりも、

 

子どもの幸せが大事だと思いませんか。

 

中身の性別が違っていて

 

「自分はどうして、こんなふうに生まれてきたのだろう」

と、悲しくなったときに

 

「でも、私には、味方がいる。いつも私の味方になってくれる人がいる。

 

お父さん、お母さんは解ってくれる」

 

そう思えた方がよくないでしょうか。

 

 

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

【寿命が短い?】職場できいた衝撃的な話

皆さん、知っていましたか?

 

私は、精神科で働いているのに、初めて耳にしました。

 

自閉症の人は、短命であるという研究結果があるそうです。

 

うちの子も、自閉症スペクトラムADHDなので、え!!そうなの?と思いました。

寿命が短いって・・・?



2016年のスウェーデンでの研究結果に、

 

(ちょっとデータが古い・・・)

 

自閉症の人や知的障害の多くは、そうでない人に比べて、16年も早く亡くなっていることが明らかになったのだとか。

 

んーーー、確かに、自閉症の人が、けがをしたり、

 

食べ物や、食べ物じゃないものを口にしたり

 

窒息して亡くなることはあるような気がします。

 

また、決まったものしか食べなかったりするので、

 

栄養が偏りやすいのもあるかもしれません。

 

柔軟な行動が苦手だったり、自分の興味のあるもの以外、目に入りにくいので、

 

事故にも遭いやすいのだと思います。

 

だからといって、みんながみんな、早く亡くなるとは言えないし、

 

健常者でも、「なぜ、あの人が!!」と

 

元気だと思っていた人が、突然この世を去ることもあると思います。

 

 

なんとも言えないのですが、

 

もし、自閉症の人や、障害のある人が、短命であるとしたら、

 

「みんなと同じことができない」という理由で

 

しかられたり、悲しんだり、みんなと同じことができないからと言って、

 

ストレスの多い生活をするのは、違うかな?と思います。

 

自閉症や、障害のある人が、その人なりの、その人の幸せを

 

実現していくことは、大事な視点ではないかな?と思いました。

 

 

自閉症や知的障害に限らず、どの人も、いつ死ぬかなんてわからないのです。

 

私も、こんなこと書いているけど、明日どうなっているかわかりません。

 

 

赤ちゃんがお腹にできたと思った、あの日から、もう12年・・・

 

 

「元気に生まれてきてね」

 

「私のもとに生まれてきてくれて、ありがとう」

 

「元気だったら、何も文句いいません。神様、ありがとう」

 

と思ったあの日から、

 

いつから、私は、自分の子どもに多くを期待するようになったんでしょうね。

 

「みんなと同じように運動会に参加してほしい」

 

「人並に、学校だけは行ってほしい」

 

「学力は、ある程度あってほしい」

 

「親のいうことはきいてほしい」

 

「素直でうそをつかない子になってほしい」

 

期待したら、キリがない。

 

いつか私も、子どもも終わりが来るから、

 

今の時間を大切に。

 

今、子どもを抱きしめずに、いつ抱きしめるんだ!!

 

いつ、大好きだよって伝えるんだ!!

 

いつ、生まれてきてくれてありがとう。と伝えられるのか。

 

寿命が長いか、短いかより、幸せな時間を過ごせることの方が、重要ですね。

 

 

そんなことを思った今日でした。

 

今日は、子どもと少し長くお話してみませんか。

 

今日は、優しいまなざしで、子どもが生まれてきて、いてくれることに

 

感謝する日にしませんか。

 

今日は、頭をなでてあげませんか。

 

いつも、頑張っているよねと、子どもを肯定しませんか。

 

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!

 

 

 

学校内で行方不明になっていた息子

お疲れ様です。

 

今日も息子(小学6年、ADHD)は、学校でやってくれました・・・。

 

学校から、連絡あり、

 

「家帰っていませんか?」と言われました。

 

私は、「すみません、今仕事なんですが、学校にいないのですか」と聞き返しました。

 

 

また、やってくれたな・・・と思いました。

 

先生には悪いけど、本当に、彼は気に入らないことがあると

 

 

すぐ逃げるし、

 

物のとらえ方がひねくれているので、

 

内容は想像できました。

 

逃げるクセがあるなと思うけど、どうにもならない・・・



 

体育館の裏から発見されたと

 

連絡があったのは、1時間経過してからです。

 

先生に怒られたことに、納得できなかったので、

 

息子は姿を消したのだそうです。

 

 

本当にすみません。

 

いくら私が言っても、まだ気持ちのコントロールができない時があります。

 

他の方法で、先生と話し合ったりして、解決できたらいいのですが、

 

先生も、毎回、息子に向き合える時間を作れるわけではないです。

 

 

 

この本によれば、

 

 

思春期くらいになったら、発達障害の子も、随分落ち着いてくるんだとか。

 

私は、それを信じています。

 

それにしても、やはりほかの子とは違うなと思います。

 

小学6年にもなって、拗ねて学校で隠れるなんて。。。やめてくれ~。

 

それを、言いかえると、

 

意志が強いとか、人に左右されない

 

になるんでしょうか。

 

親としては、もう少し穏やかに過ごしてほしいなと思います。

 

今日は、息子を怒りませんでした。

 

以前の私ならば、

 

「何やってくれてるねん!!」

 

「恥ずかしいことせんとって!!」

 

と怒っていたと思います。

 

でも、もうやめました。

 

彼には、臨機応変な考え方がまだできない。

 

きっと、先生に怒られて、悲しくて、

 

怒った気持ちを表現したのが、学校で隠れて、気持ちを落ち着かせる

 

だったのだと思います。

 

 

 

本人は、体育館の裏で、好きな理科の教科書を読んでいたとのこと。

 

「心配したよ」

と伝えました。

 

子どもを注意するときは、アイメッセージが良いですよ。

「私は~だと思う」

 

と伝えると、子どもを否定しないそうです。

 

今日もお疲れ様でした!

 

少しずつわかってくれたらいいな~。

 

 

 

親が、ブレずに教え続けることで、安定した生活を

こんばんは。

 

あさひのブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

私は、発達障害児を2人育てる精神科病棟で働いています照れ

 

子育てでの失敗や、成功談、精神を病む人・社会生活に不安がある人や、

 

家族さんに思うことや、学んだことをブログに書いて、

 

皆さんの心の健康に役立ててもらえたらと思って書いています。

 

今日も、私が思う、ここは外せないと思ったことについて書こうと思います。

 

 

 

以前こんな記事を書いていました。

asahi55-kokoro.hatenablog.com

 

当たり前ですが、粗暴行為や、暴力がすぐ出てしまう精神状態の人は、

 

退院も難しいですが、困った時に、入院することも、

 

体調を崩して転院することも難しくなります。

 

逆に言うと、暴力をしない患者さんは、入院先も、転棟先もすぐに見つかることが

 

多いです。

暴力が多い子は、本人が暴力によって得られているものがあるかも・・・



なので、子どものころから、

 

「暴力はいけない」ということを教え続ける必要があります。

 

口頭で注意することで理解が難しい場合は、

 

暴力をすることで、本人に利益がある状態にしてはいけません。

 

暴力=自分の要求は通らなくなることを、根気強く教えていかないといけないと思い

ます。

 

ある、粗暴行為の多い人が、

 

人に向かってペットボトルを投げた時のこと。

 

幸いにも、ペットボトルは、他の人に当たらずにいました。

 

しかし、粗暴行為のある人の、家族は

 

「誰にも当たっていない」

 

「ただ、捨てただけなのに」

 

という不満を漏らしました。

 

そうではないのです。

 

 

物を人に向かって投げることがいけない

 

人に向かって投げたことを、まわりが

 

本人より先回りして、正当化してはいけないのです。

 

その時に、その人が理解できるか、できないかは、わかりませんが、

 

まわりの反応は、本人に少なからず気づきを与えているはずです。

 

粗暴行為を、まわりがフォローするクセ・正当化するクセをつけてはいけません。

 

 

暴力や人を傷つける行為は、自分たちは許さないよ。

 

という毅然とした態度が必要になります。

 

 

勉強ができなくたって、まわりと馴染むことができなくったって、

 

そういったことは、大人になってもまわりの配慮で何とかなります。

 

でも、暴力はだめ。

 

子どもが小さいうちから、その態度はぶれずにいた方がいいと思います。

 

頭ごなしに怒る必要はありませんが、

 

暴力はした時点でだめ。

 

教え続けましょう。

 

【行き渋り】アドラー心理学で乗り切れる!

今日は、行き渋りについてです。

不登校・行き渋りの対応を一緒に考えてみましょう



夏休みあけ、皆さんのお子さんは、学校にスムーズに通われていますか。

 

 

目次

 

 

 

 

うちの子の夏休み明け

 

長男(小学6年、ADHD)は、毎年、この時期は学校に行きにくくなります。

 

理由としては、夏休みでゆっくりした分、学校に行くだけで

 

疲れていることが原因のようです。

 

ですが、本人はうまく説明ができないので

 

「行きたくない・・・」

 

「いやや・・・」

 

何も言わず、起きない。など、学校に行くのが苦痛であることが表現されます。

 

毎年の私の対応

 

学校は、正直なところ行ってほしい。

 

こちらも、昼ご飯の用意をするのが大変・・・お金もかかる。

 

家にいられては、電気代もかかる。

 

おまけに、ADHDの衝動性が強い子なので、

 

何をするかわからない。

 

でも仕事へ行かないといけない。

 

もう、劇的にしんどい気持ちになりました。

 

なので、「なんで行きたくないの?」と理由を聞き、

 

「そうなんだ・・・でもね」と言い、学校に行くべき理由を見つけて

 

今流行りの、論破をしようとしていたと思います。

 

どうにか行ってほしいし、

 

「夏休みあけは、みんなしんどいんだよ?」

 

「みんな、頑張ってるよ」

 

「運動会の練習についていけなくなったら、ダンス踊りにくくなるよ?」

 

など言っていたと思います。

 

そして、泥沼化・・・。

 

「行かへん!!」と言い、泣く、反抗する・・・の悪循環でした。

 

子育て支援を受ける

 

困ったら、第三者に介入してもらうのが、私のいつものパターンです。

 

「大変ですね。」

 

と共感をしてもらい、

 

「お母さんがエネルギー不足になると向き合えないから、

 

今の子どもを受け入れて・・・」

 

「お母さんの休息を取り入れて・・・」

 

毎年、そう言われていました。

 

でも、正直なところ、それができなかったです。

 

いつも子どもが家にいる・・・

 

私は仕事へ行って、疲れているのに

 

帰ったらゴロゴロとしながらゲームやYouTubeをやりたがる子ども。

 

そりゃぁ、本人も悩んでいるんでしょう。

 

でも、こちらも、イライラしてしまいます。

 

「ただ、楽したいだけでは?」

 

「将来こんな調子でどうなってしまうの?」

 

「引きこもり・・・ですか」

 

と落ち込んでしまいます。

 

「いいよ!家でゆっくりしなよ!!」なんて思えなかったです。

 

きれいごとでは、解決できず、

 

解決できな自分にまた、幻滅してしまう・・・悪循環でした。

 

 

やっと、課題の分離ができ始めた

 

アドラー心理学の本や、参考書など読み漁っています。

 

そこで、アドラー心理学の教えが役になっているように思います。

 

「課題の分離」です。

 

これは、私の課題と、長男の課題を分けて考えることです。

私の課題

 

子どもを養っていくために仕事を続ける

自分のキャリアアップのために、前向きに働く

働いたお金で、子どものやりたいことにお金をはらう

子どもを愛情をもって育て、

子どもに愛情を伝える

 

 

長男の課題

 

学校に行き、社会・勉強について学ぶ

将来、自分で考えて仕事や学校を選び生きていく

将来のために、自ら学ぶ姿勢でいる

 

学校への行き渋りは、私の課題ではなく、

 

長男の課題となります。

 

いつも、長男の課題まで、自分の課題であるかのような錯覚をしていました。

 

だって、自分の子どもだから。大切な息子だから、

 

将来困ってほしくないのです。

 

ですが、それは私が彼の将来の問題を解決することはできない

 

彼の人生をコントロールすることはできないのです。

 

その彼の問題を、私がカバーしようとして、

 

私が関われば良くなるのではないかと錯覚して、

 

彼の考えを尊重せず、押しつけがましく

 

がみがみを怒ってしまう悪循環です。

 

それを、断ち切るのが、課題の分離です。

 

子どもの力を信じる

 

 

私だって、昔は子どもでした。

 

42歳になっても、まだ人間関係で悩んだり、

 

仕事ができず落ち込んだり、

 

節約もできず、貯金できなかったり、

 

夜寝るときは、キリのいいところまでテレビを観たいし、

 

休みの日はゆっくりしたい。

 

でも、何とかなっているし、子どもを育てているし、仕事もしている。

 

私なりに、困難を乗り越えながら、何度もチャレンジして、を

 

繰り返している。

 

失敗から学ぶことも多いのです。

 

言い換えると、こどもが、失敗せずに生きていくことなんて不可能なのです。

 

失敗をして、

 

後悔することもあるでしょう。

 

「なんて自分はだめなんだ」と落ち込んでしまう時もあるでしょう。

 

でも、なんとか工夫をして、突破口をみつけて、

 

最終的には乗り越えていくような力を身に着けていく。

 

それを、見守り、信じていくことも大事なのではないでしょうか。

 

今年の行き渋りの対応

 

今年は、子どもが休みたいと言ったら

 

「そうなんや」

と話を十分に聞くようにしています。

 

話している間は、さえぎったりもしないし、

 

「学校行くって言わないかな」なんて期待もしません。

 

学校へ行くか行かないか。

 

行ける状態なのか、休んだ方がいい状態なのか。

 

本人に決めさせてます。

 

すると、「1、2時間目は家で横になって、体力を戻すわ。

 

3時間目から、学校行くわ。」

 

と学校へ遅刻してでも行くことができていました。

 

また、「もうこのメンバーで(小学校卒業だから)ダンスすることもないもんな。」

 

と言い、運動会の練習もなんとか参加しているようです。

 

今までは「なんでこんなこと、せなあかんねん!」と反抗しかなかったのに。

 

本人の想いを尊重することで、

 

彼の成長が確認できました。

 

 

まとめ

 

彼が成長したこともあると思うのですが、

 

彼の思い・考えを尊重することで、私も成長できたように思います。

 

イライラしてしまう時は、

 

「これは、誰の課題なのか」

を考えてみると、少し客観的に

 

子どもをみられるかもしれませんよ。

 

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!