生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

発達に凹凸ありの2児を育てながら精神科で働くあさひが、子どもの気持ちを考えながら楽しく育児をする奮闘日記

自分の子どもの性別が途中で変わったら?

【制服選び】女の子がズボンを選ぶって、まだ変な時代ですか?

本当の自分の想いや、生き方を受け入れてくれる人、いますか?



性同一性障害・・・最近は海外を中心に著名人でも公表される方がいらっしゃったり、一般人でも、結婚の問題をテレビで訴えるなどあって、知ったり見たり、考えたりする機会が多くなってきたように思います。

 

私の知り合いで、来年高校生になる女の子がいます。

その子は、うちの娘に、使わなくなったレゴをくれたり、シールをくれたりと優しくしてくれました。

中学生まで、レゴで遊んでいたそうです。どうしても手放せず、でも、お母さんとしては

「もうレゴなんて卒業しなさい」とのことで

うちの娘にくれることになったのでした。

目次

 

 

 

 

自分のことをボクという彼女

その子は、とてもいい子です。私からみたら、いい子。

でも、自分のことを「僕ね・・・」と話します。

友達の前でもだそうです。

髪型は、スポーツ刈りですっきりさせているのですが、運動はしないそうです。

 

 

お母さんの認識

彼女のお母さんは、どこかで、

彼女が男の子になりたいんではないか。と気づいています。

私に「どうしよう・・・男になりたいって」

「制服もズボンがいいっていうねんけど、絶対にスカートにさせるわ」

 

と話していました。

 

本人と話はしないの?

と聞きましたが、「ズボンがいいっていうだけかな~」とのことでした。

 

 

私の考え

私なんかだと、男でも女でも、元気でその子が幸せに暮らしてくれるのなら、それで全然いいんじゃないかな?と思うんですよね。

一番困っているのは、母親ではなく、彼女なのです。

学校へ行き、違和感を感じるのも周りの誰でもない彼女なのです。

 

ありのままの彼女は、中身が男性であったら、それを今も

母親に話せていないことになります。

なぜ、話せないのでしょうか。

そろそろ制服をどうするかなど、話し合ってもいいと思うし、

お互いに分かり合えたらと思ってしまうのです。

 

ありのままをお母さんに話すのが辛いんだろうなと想像してしまいます。子どもはなんとなく、大人がどんな価値観を持ち、それを子どもに教えようとしているのか察知するものです。

きっと受け入れてもらえないんじゃないかという不安がある状態なんだと思います。

 

お母さんは、ずっと娘として育ててきたこともあり、確かに簡単には受け入れがたいでしょう。

しかし、一生、その子は女の子のままでいなければいけないのでしょうか。

アナと雪の女王のエルサのように、隠して生きていくことが幸せなのでしょうか。

 

私は、もう時代は変わってきていると思っています。

 

個人の個性を認め合える良い社会。

そうなっていかなければ、みんなが生きづらい世の中になると思いませんか。

 

 

 

いつも、いつも自分はズボンをはきたいって思いながら、スカートをはかないといけなかったら・・・私なら嫌だなと思います。

 

ありのままを受け入れる難しさ

もし、男の子になりたい!!女の子

女の子になりたい!!男の子

 

いたらどうでしょう?

お友達にいたら、友達になるかな?

兄弟なら?

自分の子どもなら?

 

どうでしょう。確かに、いろんなタイミングで、いろんな場所で、いろんな人に毎回説明しなければいけません。(しなくてもいいんだけど)

 

でも、そこでも

彼女が生きやすいように。幸せな未来につなげるために

良い生き方を選ぶための苦労なのです。

 

 

まとめ

 

ありのままの自分を受け入れる。

 

ありのままの子どもを受け入れる。

 

難しいかもしれませんが、一般論よりも、

 

子どもの幸せが大事だと思いませんか。

 

中身の性別が違っていて

 

「自分はどうして、こんなふうに生まれてきたのだろう」

と、悲しくなったときに

 

「でも、私には、味方がいる。いつも私の味方になってくれる人がいる。

 

お父さん、お母さんは解ってくれる」

 

そう思えた方がよくないでしょうか。

 

 

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。