生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

発達に凹凸ありの2児を育てながら精神科で働くあさひが、子どもの気持ちを考えながら楽しく育児をする奮闘日記

親が、ブレずに教え続けることで、安定した生活を

こんばんは。

 

あさひのブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

私は、発達障害児を2人育てる精神科病棟で働いています照れ

 

子育てでの失敗や、成功談、精神を病む人・社会生活に不安がある人や、

 

家族さんに思うことや、学んだことをブログに書いて、

 

皆さんの心の健康に役立ててもらえたらと思って書いています。

 

今日も、私が思う、ここは外せないと思ったことについて書こうと思います。

 

 

 

以前こんな記事を書いていました。

asahi55-kokoro.hatenablog.com

 

当たり前ですが、粗暴行為や、暴力がすぐ出てしまう精神状態の人は、

 

退院も難しいですが、困った時に、入院することも、

 

体調を崩して転院することも難しくなります。

 

逆に言うと、暴力をしない患者さんは、入院先も、転棟先もすぐに見つかることが

 

多いです。

暴力が多い子は、本人が暴力によって得られているものがあるかも・・・



なので、子どものころから、

 

「暴力はいけない」ということを教え続ける必要があります。

 

口頭で注意することで理解が難しい場合は、

 

暴力をすることで、本人に利益がある状態にしてはいけません。

 

暴力=自分の要求は通らなくなることを、根気強く教えていかないといけないと思い

ます。

 

ある、粗暴行為の多い人が、

 

人に向かってペットボトルを投げた時のこと。

 

幸いにも、ペットボトルは、他の人に当たらずにいました。

 

しかし、粗暴行為のある人の、家族は

 

「誰にも当たっていない」

 

「ただ、捨てただけなのに」

 

という不満を漏らしました。

 

そうではないのです。

 

 

物を人に向かって投げることがいけない

 

人に向かって投げたことを、まわりが

 

本人より先回りして、正当化してはいけないのです。

 

その時に、その人が理解できるか、できないかは、わかりませんが、

 

まわりの反応は、本人に少なからず気づきを与えているはずです。

 

粗暴行為を、まわりがフォローするクセ・正当化するクセをつけてはいけません。

 

 

暴力や人を傷つける行為は、自分たちは許さないよ。

 

という毅然とした態度が必要になります。

 

 

勉強ができなくたって、まわりと馴染むことができなくったって、

 

そういったことは、大人になってもまわりの配慮で何とかなります。

 

でも、暴力はだめ。

 

子どもが小さいうちから、その態度はぶれずにいた方がいいと思います。

 

頭ごなしに怒る必要はありませんが、

 

暴力はした時点でだめ。

 

教え続けましょう。