生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

発達に凹凸ありの2児を育てながら精神科で働くあさひが、子どもの気持ちを考えながら楽しく育児をする奮闘日記

【対決!一般論】発達障害は甘やかした結果なのか

数あるブログの中から、

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を読んでくださりありがとうございます。

 

 

では、今日も私の経験からたどり着いた思いなど

をお話しいきたいと思います。

 

 

 

 

発達障害とは

 

発達障害とは、現代社会では、10人に一人と言われている

障害です。

 

障害とは見た目で解る

 

手足が欠損しているなどの状態であることもありますが、

 

発達障害は、ぱっと見ただけではわからないことも多いです。

 

しかし、身体の障碍者と同様に、

 

家族のサポートや、社会的なサポートがないと

 

生きにくい状態であると言えるのです。

 

発達障害の種類

  自閉症

  アスペルガー障害(知的障害が重くない)

  広汎性発達障害

  (この3つを合わせて自閉症スペクトラムという)

 

  • ADHD(注意欠陥多動障害)

  不注意・多動性・衝動性の特性が中心の発達障害

  知的にも、身体能力も大きな障害はみられないが、特定の学習(読み書き・計算          など)

  が特別、極端に苦手である障害

 

があります。

 

これらの診断は、精神科の医師が行います。

 

うちの子は、この発達障害のどれに当てはまるんだろう・・・

 

と思ってしまうかと思うのですが、

 

精神科につながっていない方の場合は、

 

まず発達障害に共通している

 

生きづらさがある

 

ということを理解することが大切だと思います。

 

生きづらさがあると知ることで、

 

その子に合わせた関わりや、配慮ができるようになります。

 

関わり・配慮などの環境調整は、

 

「あれ?うちの子、大丈夫かな」と思った時からすぐできる支援です。

 

 

「本人が一番困っているんだな」とこちらが認識することで、

 

子どものサポートを客観的に行えるようになっていきます。

暑いけど、青空をみたら元気になる



 

昔は発達障害の人は少なかった??

最近では、「大人の発達障害」という言葉も多く聞かれます。

 

発達障害があったにも関わらず、周りの大人が気づかれず、

 

周りと同じ行動を強制させられた方も多くいらっしゃるといいます。

 

私も、その一人だと思っています。

 

あまりにも、多くの困難にぶち当たりました。

 

普通の人が経験しないようなことを経験してきたと思っています。

 

それは、発達障害特有の

 

周りから孤立してしまうような特性があったからだと思っています。

 

私たちの子どもの頃の支援学級は、手足の不自由な子、

 

ダウン症のお子さんは在籍するなど、少人数が在籍していたイメージはありません

 

か。

 

「ちょっと変わった子」

「先生にしょっちゅう怒られている子」

「すぐ暴力をふるう子」

「切れやすい子」

「すぐ泣く子」

「暴れる子」

 

など、今では発達障害が疑われるお子さんが、

 

みんなと同じことを、みんなと同じ教室で行っていました。

 

 

発達障害の子どもは、私たちが子どものころにもいたのです。

 

気づかれず、サポートを受けられず、

 

自信を失っていった、隠れた発達障害の人たちがいたのです。

本人にしかわからない苦痛を知ることから始まる支援



 

発達に凹凸がある子が、

 

「その子が悪い」と思われがちだった世の中でしたが

 

スマホやインターネットの普及により、

 

簡単に「あれ?これはおかしくないか」と思った人が

 

簡単に調べられる世の中になりました。

 

そうやって、今までは「なんか変な子」と思われていた子が、

 

発達障害であると診断される世の中になっていったのです。

 

発達障害は甘えなのか

 

私が、育てにくい長男のことで相談すると

 

よく返ってきた言葉が

 

「怒るときは怒ってる?」

「うちは、パパが言うこと聞かせてるよ。」

「宿題やらないとか泣いたら、叩いてやらせるよ」

 

など言われたことがあります。

 

発達障害の困り感=甘えである

 

と思う人も多くいらっしゃいます。

 

 

でも、私はそうではないと考えています。

 

私も、今まで何度も怒鳴ってきました。

 

物を取り上げるなんて日常茶飯事でした。

 

言うことを聞かないと、子どもを無視したりもしました。

 

威圧感によって、子どもをコントロールしようともしました。

 

罰を与えたこともあります。

 

でも、根本的な原因は解決しなかったのです。

 

むしろ、グズグズ言って、本人も親も困ってしまう、

 

いつまでも切り替えられず泣いて過ごしてしまう

 

それにより、親子で疲れ切ってしまうなど、

 

悪循環であったように思います。

 

しつけ、で治ると思っているのは、子どもをコントロールできた結果であると思います。

 

 

その子の気質は全く変化せず、解決することはないのです。

 

これが、発達障害は、甘えではない。

 

と私が言う理由です。

 

まとめ

 

サーカスで訓練される動物や、

 

水族館でショーをするイルカたち

 

タイで、人間を背中に乗せるように訓練されたゾウ。

 

私は、子どものころは「動物って、人間のことが好きなんだ」

 

と思って感動したことがあります。

 

でも、大人になってくると

 

がんばったら、餌をもらえる

 

間違ったことをすると(相手が望まない行動をすると)

 

ムチで叩かれたりする場合もあると知り

 

心が痛みました。

 

大人が思う、子どもになってほしいイメージってありますよね。

 

私もあります。めちゃくちゃある。

 

でも、現実は、そうではないし

 

そうなったからといって

 

子どもが幸せになれる保証はないです。

 

だからこそ、

 

子どもの意見を聞いて、

 

本人の納得する形で、子どもたちが社会に出ていけたらいいなと思います。

 

発達障害は、治すべきものではないのです。

 

だから、甘やかしたから発達障害になるわけでもない。

 

 

 

生きにくい特性があるのであれば、

 

もっと楽しくのびのびと、元気に

 

生きてくれる方が、私はいいなと思います。

 

 

今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。