生きづらいあさひの、発達凹凸兄妹♡幸せ探しの工夫♡ブログ♡

発達に凹凸ありの2児を育てながら精神科で働くあさひが、子どもの気持ちを考えながら楽しく育児をする奮闘日記

【発達障害】難関!運動会

こんばんは。

 

私は、発達に凹凸のある子どもを2人育てながら、精神科の病棟で働く

 

あさひです。

 

日々気づいたことや、勉強になったこと、自分の経験などを

 

発信することで、同じような境遇な方の参考になればと思い書いています。

 

今日は、昨日あった運動会について

書きます。

 

目次

 

 

 

私は、運動会が好きじゃない

私の子どものころにも、私の親はこんな気持ちだったのかな

 

 

 

私は、運動会なんてなくなってしまえと思っていました。

 

結論から言うと、今年の運動会は、初めて、親として感動しました。

 

やっとうちの子も参加できた。

 

やっと、親として、安心して運動会をみれた

 

という感じです。

 

今まで、運動会といけば、子どもが不登校になるきっかけでしかなかったのです。

 

長かった・・・

 

長男(小学6年・ADHD)の運動会

長男は小学1年の時に、運動会の練習も嫌がり、毎日、学校に無理やりつれていくほどでした。

運動会の当日なんて・・・強制的に引っ張っていき、

 

長男は、先生たちに校門で取り押さえられていました。

 

それで、いつか、学校になれると思っていましたが、逆効果で・・・

 

死にたいと言うまでに追い詰めてしまいました。

 

それからも、毎年、運動会前の練習から、運動会当日まで、

 

精神的に不安定になりました。

 

学校への行き渋りをしたり、

 

運動会当日は、ふてくされて過ごしていました。

 

なんとか参加できたと思っても、リレーで負けると

 

癇癪を起すので・・・先生が配慮して

 

長男が負けないように工夫していたと思います。

 

今年の長男

 

今年の長男は、「このメンバーでは最後の運動会やからな」

 

といい、ソーラン節を家でも練習する様子がありました。

 

運動会が嫌・・・という言葉は出なかったです。

 

力がでにくい、フラフラすると言い、

 

いつも飲んでいるADHDの薬(インチュニブ)の副作用についても

 

自分で考えて、主治医に相談をして、

 

インチュニブ2mgから、1mgに減薬するなど、対策もしました。

 

そうです、自ら、困っていることに主体的に工夫をして

 

運動会に参加しようとしていました。

 

 

 

その姿、私はとてもうれしかったです。

 

リレーでは、今年は配慮はなかったと思います。走るのが速い子と一緒に走っていて、

 

長男は2番目を走っていましたが、長男がバトンを渡す時には、

 

みんなに抜かされてしまいました。

 

でも、泣き言も言わなかったし、暴れもせず、

 

走り切っていました。

 

抜かされたけど、ニコニコしていました。

 

走るのが速くなくていいから、完走してほしいという私の願いを

 

叶えてくれました。

 

 

娘(小学3年・グレーゾーン)の運動会

 

忘れもしない・・・去年の運動会のダンスで、

 

娘は全く踊りませんでした。

 

下を向いて、なにやら反抗している様子さえありました。

 

去年の運動会まで、娘については「支援を受けなくても、

 

なんとかなるか」と思っていましたが、

 

娘にも特性があり、娘も困っているのだとやっと気づきました。

 

そこから、娘もデイサービスを利用したり、

 

先生に配慮してもらうようになりました。

 

私は、去年、運動会で娘が踊らないとは思わなかったので、

 

動画を撮っていました。

 

結果は、全く動かない、一人不自然な娘を撮り続けただけになりましたが・・・

 

その動画を、娘が自分でみて

 

「ははは、これ、やばいな・・・踊らないほうが目立つやん」と言い、

 

「来年は踊る・・・」と言いました。

 

その言葉通りに、今年は、リレーもダンスも一生懸命やっていました。

 

頑張る子たち・成長

自分の子の運動会への参加も嬉しかったです。

 

運動会って、こんなに楽しめるんだ・・・

 

こんなに感動するんだって初めて知りました。

 

撮った動画は、もう10回以上観ました。本当にうれしくて・・・。

 

他のお友だちの成長も嬉しかったです。

 

「あんなに小さかったのに・・・今では応援団長してるの??すごい!!」

 

「サッカーを小さい時から続けていて、こんなに運動ができるようになったんだ」

 

「この子、こんなに楽しそうにダンスするんだ!」

 

他のお子さんの成長もみれました。

 

実を言うと、他のお子さんの成長もみれて、泣きそうになりました・・・

 

みんな、成長している。

 

時は経っているし、今こんなに幸せな気持ちでいられることに感謝の気持ち

 

いっぱいになりました。

 

自分の子にも、子どものお友だちも、尊い存在であることを

 

改めて感じました。

 

そうした感謝の気持ちは、

 

私をたくさんの幸せな気持ちで包み込みました・・・

 

 

運動会に参加できない子への想い

自分の子どもが、学校へ行けない・・・

 

運動会に参加できない・・・

 

その時お親の気持ちといったら・・・

 

「なんでうちの子は」

 

「育て方が悪かったの?」

 

「小学校の思い出をつくってほしい」

 

「将来どうなるの?」

 

絶望的な思いしかなかったです。

 

参加できている子の話を聞いて、ねたむような気持ちさえあったと思います。

 

そんな自分もいやで・・・

 

みんなと一緒にできない自分の子に情けなく思って・・・

 

本当に悪循環でした。

 

私からのメッセージ

運動会に参加できないからといって、学びが損なわれることはないです。

 

ただ、その子は今は参加できなかっただけ・・・

 

参加しないと、その子が決めただけです。

 

誰も悪くないし、無理に参加させることの方が弊害があります。

 

今は、その子の思いを尊重しましょう。

 

誰も悪くない。

 

将来が悪くなるわけではない。

 

そのことだけ、覚えていてほしいです。

 

そう、子ども、親も悪くないのです。忘れないで。

 

まとめ

 

今年は、運動会で良い経験ができました。

 

長男も、娘も、、、お友だちも、そのご両親も、

 

先生たちも、本当にありがとうございました。